親の心子知らず、子の心親知らず?「ゆうたのゆめをみる」
こんにちは。
夏休みが始まる恐怖から逃げ出したいくるみです。
子どもたちは夏休みを心待ちにしています。
この温度差たるや…
8年間親をやってきて、だんだんと親の気持ちがわかるようになってきました。
たくさん遊んであげたいけど、やらなきゃいけないことも多い大人の事情。信じてないわけではないけど、心配が上回ること。
まだまだひよっこですが、親らしくなってきたものです。
が、しかし。
今度は子どもの気持ちがわからない!
どんなだったかなぁ。
夏休み、どれほど楽しみだったかなぁ。
夏休み、そんなに遊びに連れて行けるわけじゃないよ?
だらだら過ごしてると宿題やれと言われるよ?
そんな夏休み。
楽しい思い出が作れますように。
ゆうたのゆめをみる
今日の絵本はうちの子が大好きなシリーズです。
ゆうたの飼い犬であるじんぺいが犬目線で言葉少なに語る絵本。ユニークな語り口とハスキーのような男前の凛々しい顔がとても愛らしいじんぺい。
私もすっかりじんぺいのファンです。
にーさんは「やっぱり面白いなー」とご満悦。
ひめは「おれ『わん』っていう」とじんぺいの真似するのが好き。
「お母さんはじんぺいがゆうたのこと大好きなんだなって伝わってくる最後のページが好きだなぁ。」
と私が言っても2人とも、ぽかーんとしています。
なので、更に、
「じんぺいはゆうたのことをゆめにみるほど大切に思ってるのも可愛いし、ゆうたにも自分の夢みて欲しいって可愛くない?」
と説明してみるも、
きょとーん。
はい、伝わりませんでした。
大人の気持ちを理解してもらうことは難しい。
子どもの気持ちを理解するのも然り。
それでも大人も子どもも好きになれる絵本です。
読めばきっとじんぺいを好きになります。
- 作者: きたやまようこ
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1988/10/01
- メディア: 単行本
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