人生山あり谷あり「よかったね、ネッドくん」
こんにちは。
今日もちびの爪を切り忘れたくるみです。
今日の運動会のかけっこの練習で1位になれたと喜んで学校から帰ってきたにーさん。
私もほっとしました。
今年は速くなった気がすると楽しみにしていた体育だったのです。
にーさんは計画通りに行かないことがあると「もうやだ、全部やだ」とまるでこの世の終わりかのような発言をします。
自己肯定が低いのです。
人生楽しいことばかりじゃないし、嫌なことばかりでもない。
程度の差こそあれ、みんなそうなんだ。
ということが体感できる絵本がこれ。
よかったね、というより凄すぎるぞ、ネッドくん
ネッドくんはパーティーの招待状をもらい、喜んだのだけれど…
ページをめくる度に幸運、不運、幸運、不運と山あり谷ありのネッドくんの旅は続いていきます。
ネッドくんの運命やいかに。
1ページの文は短いので、山に谷にトントンと進んでいくこのリズム感、子供の心をわしづかみです。
お話はというと、人生万事塞翁が馬のように現実的な話でなく、かなりぶっ飛んだお話です。
それゆえ、にーさんは、幸運不運なんかより、ネッドくんの超人的能力に爆笑していました。
幸運は自分で切り開くものなんだね、ネッドくん。
人生について学べるかどうかはともかく、楽しい絵本でした。
- 作者: レミーチャーリップ,Remy Charlip,八木田宜子
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1997/11/01
- メディア: 単行本
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