3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

ロングセラーには何かがある「いないいないばあ」

こんにちは。
運動会が明日になり、4時起きに備えて寝なきゃと思うと余計に眠れないくるみです。
遠足の前の子供の気分(泣)。

さてさて、ちびは今1歳3か月。
未だに「ママ」とも「パパ」とも言いません(汗)。
じゃあ静かかと言えばそうではない。
「あ!あ!」と指差してあれやれこれとれと主張は激しい。
そんなちびさん。1つだけ意味ある言葉を話します。

それは…

「ばあ」です。

いわゆる、顔を隠してする、あの定番のいないいないばあの「ばあ」に始まり、見えない所から見えたらいつでも「ばあ」と言ってくれます。

洗濯物を干して、2階から降りてきたら、1階で待っていたちびさんは、「ばあ」
自分でカーテンに隠れて、出てきて、「ばあ」
にーさんが学校から帰ってきて、ドアを開けたら、「ばあ」

親ばか心、くすぐりまくりの可愛さです。

今日はそんなちびさんのための、この絵本。

初めて!

言わずと知れたロングセラー。

なんだろう、赤ちゃんに向けた絵本なのに、絵が媚びてないシュールさ。
目ぱっちりの本気の、「ばあ」

読み聞かせの時間。
アマノジャクで、産まれてからずっとイヤイヤ期兼反抗期の小3男子も、本大好きが故に楽しみにしてくれてるこの時間。

しかーし。
ちびさんはいつもマイペース。
1冊読み切らず本を奪って脱走。
未だかつて1冊読み切れたことはなかったのです。

それが、初めて、ストーリーで笑った!
1冊読んでる間、聞いてた!

さすが、ロングセラー。
やはり愛される何かがあるのです。

ひめ曰く「きつねさん、かっこいい」
媚びない何かがきっと子供にも伝わってるんですね。
美術系は何もわからない(いやまあ文学も何もわかっちゃない)けど、きっとこの絵にも秘密があるに違いない!

初めての1冊に是非。

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)