心配症の子は要注意「ひとまねこざる」
こんにちは。
あまりの寒さに暖房解禁してしまったくるみです。
3年生になってにーさんの担任の先生は厳しい男の先生になりました。怒るとすごく怖いらしい。
怒られてない子が恐がって泣いてしまうらしい…。
それを聞いて思ったのが、怒られてない子こそ、恐がりだってこと。
だって怒られるのを恐れて、悪いことしないようにしようと思ってるんだから。
怒られてる本人は飄々としてたりするんですよね。
そう、何を隠そう私自身、怒られることを恐れていたのです。優等生キャラでした。
怒られることを恐れず、やりたいことができる子に憧れたりもしてました。
にーさんは怒られているらしい…。
(怒られる覚悟なのかというと、男の子はまた違う感覚なのかと思う)
さて、今日の絵本は、怒られ慣れてない子にはハラハラドキドキの本。
心配しすぎてストーリーを追えない
ジョージは好奇心旺盛。
やりたいことを抑えきれず、ルールを無視してしまう。
子ざるということもあって愛らしいジョージなのですが…
優等生キャラにはハラハラが止まらない。
私の血を引き継いだのか、ひめは動物園から勝手に脱け出してしまった時点でドキドキ。
「動物園の人、探してるんじゃない?怒ってるんじゃない?」
話は進みます。
けれど…
「帰らなくていいのかなぁ。」
いやいや、ジョージ、もう勝手にペンキ塗ってるよ。
動物園のことが気になって、ストーリー追えていません。
そんなこんなで最後のシーンでみんなが怒ってないことがわかってほっとした様子。
ひめにはちょっと疲れてしまう絵本でした。
でも、自分ができない冒険を味わえるのも絵本のいいところですよね。
- 作者: H.A.レイ,光吉夏弥
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1998/02/16
- メディア: 単行本
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