朝の光を感じてみて「あさになったのでまどをあけますよ」
こんにちは。
母からと、伯母からと、白髭のあの方からの子供3人分のクリスマスプレゼントを準備し終えて、やっと気持ちが落ち着いたくるみです。
めっきり寒くなりましたね。
東京もいよいよ冬本番の寒さになりました。皆さんが住んでいる所はどうですか。
冬はつとめて、というものの、冬の朝はなかなか布団から出られない。あと少しだけ…と起きるのが遅くなっていく毎日です。
そんな寒い日やまだ眠たい日は辛いけれど、どの季節も朝特有のぴりっとした清々しい空気が私は好きです。
皆さんは朝、好きですか?
窓を開けてみよう
朝が来て窓を開ける子どもたち。
田園の町、ビル街、山あいの町…
開けた窓からはそれぞれの風景が見えます。
温かい色合いで描かれた朝の景色と、「あさになったのでまどをあけますよ」という言葉の繰り返し。
この絵本は、子供が楽しめそうというより、ただただ私が好きで選びました。
どこが好きなんだろう。
荒井良二さんの絵はもともと好きなのですが、それだけではないはず。
きっと「あさになったのでまどをあけきますよ」という言葉が好きなのです。
気分に波があり、情緒不安定気味で、どちらかというとうつ病予備軍だと自分で思っている私ですが、朝はなぜか好きです。
私にとって、いろいろなことを素直に受け止められ、1番前向きな時間帯は朝です。
それはおそらく光が関係しているのではないかと思っています。
だんだん明るくなっていく様子やまだ白い、強過ぎない光が私は好きなのかもしれません。
「あさになったのでまどをあけますよ。」
眠れない夜にも朝は来ます。
楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい、ということがあるように、気分がいいから窓を開けるのではなく、窓を開けるから気分が上がる、ってこともあるかも?
子供たちが「あさになったのでまどをあけますよ」と呪文のように覚えて、何か辛いことがあった時、心を開くきっかけになるといいな。
- 作者: 荒井良二
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログを見る