観察の大切さに気付き、研究について考える「ノラネコの研究」
こんにちは。
また今年も大した掃除もせずに年を越してしまいそうなくるみです。
ここのところ、ちびは魔の2歳児に向かって躍進中です。
外では抱っこすると歩きたくて手足をバタンバタン。ミカンを食べたくてミカンの置いてある部屋のドアをドンドン。テレビを見たくてリモコンを指差して「あー!あー!」
そんなちびがここ数日お風呂を嫌がって大号泣なのです。
「お風呂行くよ〜」と言葉を聞いただけでも泣き出すほど。
なんで…??
もともとお風呂が好きではなかったので、これも主張が強くなったせいかな、と初めは気軽に思っていました。
が、よくよく考えてみたら、冬至の日に浮かべていた柚子を恐がって泣いていたことを思い出しました。
そっか…こんなに引きずるほど嫌だったのか、と思って何とかなだめて入っていたのですが、日に日に泣き方がひどくなります。どうもおかしい。
そして、昨日も何とか入り終えてから、数日前から旦那がお風呂の温度を上げたままにしてたことに気付きました。
熱かったのかも…(汗)
ちびは入る前から泣いているし、入った瞬間に爆発的に泣くってこともないので、思い当たりませんでした。
一緒に入ってたひめも何も言わず、私も今日は寒かったから熱く感じるのかな、ぐらいに思っていました。
もし、熱かったのが原因だとしたら、可哀相で泣けてきます。
気付かなかったことに、申し訳ないやら情けないやら。
にーさんが1歳の時なら泣いている理由を1日中あれこれ考えて思いついたに違いありません。
明らかに1人目と3人目では子供を観察する力が弱くなっています。
新鮮味がなく、どんな事もわりと大丈夫な気がすること。
そもそも1人の子を観察している余裕がないこと。
年のせい。
言い訳は流れるように出てきます。
神経質にならないというのは利点でもあるとは思います。
でも、まだ1歳。いろいろリスクがある間は観察は大事ですよね。また1つ反省です…
そんな今日は観察する絵本です。
身近なことを観察してみよう
題名通りノラネコを研究するお話。
絵本というより観察日記です。
1匹のノラネコの1日の行動を追跡調査して記録したものです。
ふとした行動からネコの習性が見えてきます。
例えば、ネコ同士はなるべく目を合わさないように避けて通ることや、位置が上であるほど優位と捉えることなど、ネコの習性にはいろいろあるようです。
観察し、記録することで、習性が見えてきます。
ところで、子供の頃、研究という言葉、理解していましたか?
私は研究というと、難しい理科の実験が連想され、夏休みの自由研究でなぜ工作が許されるのか、いつも不思議に思っていました。
そして、不思議に思いつつ適当にやり過ごしていました…何をやったのか全く覚えてもいません。
研究とは難しく考える必要はなく、1つのテーマについて、考え、調べて、明らかにしようとすることです。
テーマは、料理の仕方でも、ラジコンの作り方でも、マンガの描き方でも、文房具の種類でも赤ちゃんの生態でも何でもいいのです。
大切なのは、テーマを絞って観察したり調べること、そしてぶれずに一貫した内容にまとめることだと思います。
研究とは何かを知っていれば子供らしい身近な興味を掘り下げて楽しい研究ができたのではないかと今なら思います。
この絵本はそんな研究の面白さを伝えたい時に最適な絵本です。
ただし、5歳には長く退屈で、ひめは途中で離脱してしまいました。
にーさんは楽しく読めました。
ネコや動物好きの方にもおすすめです。
今日は長文になってしまいました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 作者: 伊沢雅子,平出衛
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1994/04/15
- メディア: 単行本
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