どのいろもみんなきれい!!「クレヨンからのおねがい」
こんにちは。
友達の家にお邪魔して、倦怠していた片付け熱が再熱してきたくるみです。
子供の頃は親しんでいたのに、大人になるとあまり使わなくなるもの、たくさんありますが、クレヨンもその1つではないでしょうか。
大人になると、色を塗ること自体なかなかしませんが、塗ったとしても色鉛筆。クレヨンは使いません。
手が汚れるし、細かい所は塗りにくいですもんね。
でも、小さい子供はクレヨン大好き。
握りやすく、少しの力でも鮮やかな色を描ける、魔法の棒です。
(私にとっては、壁紙や家具に描かれないかとヒヤヒヤさせられる悪魔の棒ですが(笑))
今日は、そんなクレヨンの1色1色からお手紙が届いた、というお話。
1番先になくなるの、どの色?
ある日ケビンがクレヨンを使おうとするとたくさんのお手紙が届いていました。それはケビンのクレヨンが書いたケビンへのお手紙だったのです。
使われ過ぎてへとへとなので休ませて。
あまり使われなくて寂しいから使って。
お手紙にはそれぞれの色のクレヨンからの直訴が可愛くユーモラスに書かれています。
前回紹介した絵本は太陽はどんな色で描いても重ねて描いてもいい、というお話でしたが、ケビンのクレヨンはオレンジと黄色が太陽の色は自分だと争っています。
ケビンはお手紙を読んでみんなの気持ちを思いやって絵を描いてあげます。
その絵がカラフルで力強くて可愛いです。クレヨン画って色鉛筆では出せない味があるなあと改めて思いました。
にーさんもひめも、楽しいクレヨン達の言い分に夢中でした。
これからはクレヨンの気持ちも考慮して使ってあげるかもしれません(笑)
確かに、クレヨンは色によって使用頻度が全然違います。
ちなみに、春休みに持ち帰ったそれぞれのクレヨンを見てみたら、にーさんは赤が1番減っていて、ひめは黒でした。
1番好きな色が1番使うわけでもないんですね。
ちびもクレヨン大好きで、なぜか青だけわかっているので、青のクレヨンのページでは「あお!!」と指さしていました。
ちびにもこれからクレヨンでたくさんの絵を描いてもらいたいな。
5歳も9歳も楽しめる絵本です。