3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

次々変わっていくワクワク感「まるさんかくぞう」

こんにちは。

この春からにーさんは4年生。担任の先生が変わってしまい、環境の変化に弱いにーさんと相性がよいかがとても心配なくるみです。

 

新生活が始まり、子供たちはしばらく落ち着かない日々を過ごします。不安もあるけれど、新しい世界にわくわくもしている様子。

 

次々とたくさんの初めてを体験していく子供たち。

去年と同じような毎日、昨日と同じような毎日を過ごしている私には眩しいほどです。

 

そんなことを思う、春の今日は、ページをめくるたび、変わっていくのが楽しいこの絵本。

  

 次は何かな

縦に並んだ3つの形と絵を示す言葉があるだけ。「まる さんかく しかく」と三拍子でリズムよく読めます。赤ちゃんにもおすすめの絵本です。

 

 シンプルで目を引く形と色使いが素敵な絵本です。

「まる さんかく しかく」

形だなぁと思っていたら、

「さんかく ぞう まる」

象が出てきた!題名にもあるしね。象と形が並んでいくのね、と思ったら。

「さんかく ふね しかく」

船もか!と思えば、

「しかく しかく しかく」

って、急にシンプルだな!となったり。

脈略なく登場する組み合わせに夢中になってしまいます。

 

なんだろう、このわくわく感。

次は何がくるのかな、と思わせてくれます。

 

ランダムに並んでいる形が意味を持って繋がって見えてきたりするのも楽しいです。

「さんかく ぞう まる」では、三角帽子をかぶった象が玉乗りしてるように見えたり。

 

9歳も楽しい1冊でした。

まるさんかくぞう

まるさんかくぞう