3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

シェーを知ってるあなたは同世代?「もっとおおきなたいほうを」

こんにちは。

誰もが気軽に検索できるインターネットで見つけられるわけはないだろうと思いながらも「GW 子連れ 穴場」などと検索してしまうくるみです。

 

 GWの予定は決まっていますか?

うちは何も決まっていません。

旦那は前日か当日になって初めて、何する?などと言う人なので、今までは私が案を練っていたのですが、今年は体力気力がどうしても湧かず、何の案も浮かんでいないまま今日に至っています。

 

このままだと、中途半端にやりかけている断捨離を進める1週間になりそうです。

私としてはそれも嬉しいのですが、子どもたちが許してくれるかどうか……

 

1日くらいはどこか遊びに連れて行ってあげないと。

子供たちは楽しいことが大好きですもんね。

 

絵本でも、うちの子供たちが好むのはなんだかんだで楽しい絵本です。

友達想いのじんわりする絵本や子供の成長を描いた感動の絵本、親子の絆を感じる心温まる絵本など、素敵な絵本はたくさんありますが、子供たちが1番目を輝かせるのはとにかく面白い絵本。

 

今日の絵本はそんな子供たちの期待に応えてくれた1冊です。

 

王さま、シェー

お気に入りの大砲を打ちたくて仕方なかった王さまは、魚を採っていたキツネを大砲で追い払うことにしました。ところが、逃げたキツネがもっと大きな大砲を持ってきて…。王さま対キツネの大砲自慢合戦。はじまりはじまり。

 

王さまが大きい大砲を作っても、3匹のキツネはもっと大きな大砲を運んできて、王さまと家臣の3人はビックリ。さらにすごい大砲作りに励みます。

キツネの飄々とした感じと王さま達の大げさでコミカルなリアクションか面白いです。

王さま、驚いてシェーしてる!(シェーってもう通じない言葉なんだろうか…)

 

にーさんもひめも楽しかったようで、形の面白さを競ったページ(シェーのページ)ではケラケラ笑っていました。

 

大砲作り競争の行く末も気になり、最後まで目が離せません。

 

私はキツネが逃げていく様子が好きです。

正に「すたこらさっさ」のイメージそのものでした。

 

この絵本、敢えて教訓をあげるなら、

「争いは滑稽」

「武器はいらない」

という所でしょうか。

 

たくさん笑ってお風呂に入るのが平和ということなのかもしれません。

 

ユーモアが欲しい時に是非。

もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)

もっとおおきな たいほうを (こどものとも絵本)