3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(小4)ひめ(年長)ちび(2歳))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。できる限り2日に1回(だいたい夜に)更新していきます。

お母さんの顔、見てますか?「おんぶはこりごり」

こんにちは。

今年はミニトマトの当たり年だと思うくるみです。どこで買っても甘くて美味しいです。 

 

今日は母の日ですね。

母の日は、自分の母に感謝する日です。

それはいいのですが、自分が母になったので、子供からすると私の日になってしまい、期待しちゃうような、そわそわする日でもあります。

何だか居心地が悪いので、実家にいってきます。

感謝を伝えて鰻をご馳走になります(笑)

 

母親に感謝、といえばやはり家事を担ってくれていることが1番なのかと思います。まだまだ家事は女性の仕事という認識が強い日本です。

 

正直本当に大変な仕事なんですよ、家事って。

なんといっても終わりがない。人が生きている以上やってもやっても終わらない。

おまけに大して達成感もない。何かが出来上がるわけでもなく、評価も報酬もない。(ご飯は出来上がるけどあっという間になくなってしまうしね。)

せめて感謝や理解、協力があったら…と思わずにはいられないのです。

決まった方法や目標がないことは利点にもなり得るかもしれませんが、私にとっては苦しめる1面でもあります。

 

うちは子供が3人いるせいもあって、朝から晩まで休む暇なく家事があります。

 

朝食とお弁当作りに食器片付け、洗濯、お風呂掃除、部屋の片付けと掃除、昼食作りに食器片付け、食材の買い物、トイレ掃除、洗濯物たたみ、夕食作りと食器片付け……

この間に子供のお世話が入って、最近はにーさんの宿題の丸付けもあり、寝かしつけた後も自分の時間がなかなかとれない状態です(涙)。

 

そんな愚痴もこぼれる母親業ですが、どんなに世間で話題になっても理解のないお父さんや子供たちもいるでしょう。

1日でも、お母さんや奥さんが朝から晩まで何をしているか、観察してみて下さい。手伝ったり、感謝したりしなくてもいい。とりあえず、見るだけ。どれほど小さなことに気遣い、どれほどの量のことをこなしていることか。

 

あまり鈍感だとこんなことになってしまうかもしれません。

 

お母さんの顔、見てますか?

お父さんと息子2人のお世話をするお母さん。3人がテレビを見ている間も黙々と働きます。しかし、ある日お母さんは「ぶたさんたちのお世話はもうこりごり」と出ていってしまい…

 

 家事をお母さんに任せて何もしない男3人のお世話に嫌気が差したお母さんが家を出ると、3人は本当にブタになってしまいます。

 自分たちで生活しようとするものの、だんだん汚れていき、その描写がシュールで少し恐く、どうなってしまうのか、ハラハラします。

 

読んでいる間、子供たちも目が離せず夢中でした。

このまま本当のブタになってしまうんじゃないか…そんな不安がよぎります。

 

 家事に協力しないとブタになっちゃうという脅迫めいた教訓ですが、パジャマを脱ぎっぱなしにするにーさんに少しは響くかな(笑)

 

私はお母さんの顔が出てこないことが印象的でした。

お母さんはただ家事をする人であり、一人の人として尊重していないというメッセージです。

 

これは、他の仕事でも言えます。

コンビニの店員さんに横柄な態度。宅配便の配達員さんに文句。

人として接していないことが多いのではないでしょうか。 

きちんと顔を見て、働く人に感謝をしようと思わせる絵本です。

 

ブタになる予兆を感じさせるブタの隠し絵探しも楽しい1冊です。ご家族で是非。

おんぶはこりごり

おんぶはこりごり