3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

不思議な形を楽しもう「おおきい ちいさい」

こんにちは。

注意する口調が強すぎて、いつも笑顔のひめに「ママこわい」と泣かれてしまい、またまた反省のくるみです。

 

最近ちびさんは、ひめの口真似ばかりしています。オウム返しが大好きで、絶対に意味はわかっていないようなこともとりあえず真似します。

そうしているうちに、いつのまにか自分からたくさんの言葉を使えるようになっていて、人は繰り返すことで覚えていくのだということを改めて実感しています。

 

思えば、小さな子供は繰り返すことが好きですね。気に入った遊びを飽きずに何度でもやります。

同じことの繰り返しの絵本も赤ちゃん絵本の定番です。

今日は繰り返しで「大きい」「小さい」を理解できちゃう絵本です。

 

大小の不思議な形

生き物なのか物なのか、何だかわからないいろいろな不思議な形が、「おおきい」のと「ちいさい」のと対象的に描かれています。鮮やかな色も目をひく絵本です。

 

なんだかわからない形が大きなものと小さなものお揃いで登場します。

そっくりな2つを見比べることで「大きい」「小さい」の概念を理解できます。

 

にーさんとひめは「なにこれ?」と最初は怪訝そうな顔でしたが、慣れてくると「口がある!」「ヘリコプターみたい!」と不思議な形を楽しんでいました。

 

私も読み進めるうちになんだか、このわけのわからないものに妙に惹かれていきました。

 

また、ちびの反応を見ていたら、このよくわからない形というものは、大きさの違いに注目するのに適しているのかもしれないと思えてきました。

例えば、もし大きい犬と小さい犬だとしたら、子供は「ワンワン!」などと、犬というものに反応するだけかもしれないからです。

 

ちびは例のごとく、「おおきい」「ちいさい」とオウム返ししていました。

大きさの概念がわかっているのかは謎ですが、楽しんでいて何よりです。

 

赤ちゃんにおすすめです。  

おおきい ちいさい (0.1.2.えほん)

おおきい ちいさい (0.1.2.えほん)