3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

息子想いのお父さん、頑張れ!「たんじょうびのおくりもの」

こんにちは。

やらなきゃいけないこと、やりたいことが多すぎて寝不足気味のくるみです。

睡眠時間少なくても大丈夫な人に憧れます。

 

さて、前回は父の日のことを書きましたが、実は我が家では父の日は毎年おまけのような扱いです。

というのも、娘2人のお誕生日(2日違い)があるからです。今年なんかは特に、父の日前日がひめのお誕生日、翌日がちびのお誕生日でした。

そして、おまけ扱いもないくらいの扱いで、今週末には私のお誕生日もあります。

6月はお誕生日ラッシュです。

 

そこで、今日はお誕生日の絵本を1冊。

 

何が起きても必ず帰るよ

トラック運転手のお父さんが息子のお誕生日に家に帰ろうとします。が、トラックが故障してしまい…。家まであと10㌔、9㌔、8 ㌔…少しずつ小さくなるページをめくっていく楽しい仕掛け絵本です。

 

乗っている乗り物が壊れ、だんだん小型になってしまう乗り物。

最後にはまさかの裸足になってしまうお父さん。

息子に会いに帰ろうとする父親の想いの強さが伝わり、素敵な絵本だなと思いました。

 

子供たちは、だんだんめくる紙が小さくなっていく珍しい仕掛けに釘付けです。

そして、シンプルな絵がどこかコミカルで、男の子の服装など、ツッコミどころ満載だけれど、それがとても楽しかったようです。

 

最後のプレゼント、ひめはページをめくりたがり、めくらせてあげました。

入っていたのは…??

 

プレゼントの中身は、息子を想って何がいいかなと想像したお父さんの頭の中ではないか、と息子想いのお父さんの肩をもった私は、深読みしてしまいました。

 

この作家さん、他にもたくさんの仕掛け絵本があるみたいです。

たんじょうびのおくりもの (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ)

たんじょうびのおくりもの (ブルーノ・ムナーリの1945シリーズ)