3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

赤ちゃんが産まれるお姉ちゃんの気持ちはどんな感じ?「うさこちゃんとあかちゃん」

こんにちは。

ワールドカップセネガル戦から引きずっている寝不足と暑さと湿度の高さで、体が重いくるみです。

 

私のスマホはデフォルトで入っている「アルバム」というアプリで撮った写真を見られるのですが、立ち上げると1番上にランダムで写真が表示されます。

 

これがなかなか面白く、タップしてスライドしていけば次々に懐かしい写真やら最近の写真やらが不規則に出てきます。

 

子供たちも大好きで、遠出をした思い出の写真の次に、家での変顔のアップが出てきたり、見ていて飽きないので、「そろそろやめよう」と言うまでずっと眺めています。

 

先日もひめが眺めていて、産まれたばかりのちびの写真に「小さい!可愛い!」と興奮していました。

 

年長さんになって、年少さんをお世話する機会も増え、もともと世話好きのひめは小さい子に「かわいい!」と言うことが多いです。

道ですれ違うベビーカーの赤ちゃんにも「ぬいぐるみ抱いて寝てたよ。かわいいね〜」と満面の笑みで言うので、既に母性は私より強いのではと思う時があります。

 

正直、赤ちゃんを見ても「小さくて猿みたいだなぁ」と思うばかりで、なんて可愛いんだろうと思い始めたのはここ数年という私。

 

末っ子で、数多い従兄弟たちの中でも1番下だったからでしょうか。(単なる母性の欠落かも)

赤ちゃんと身近に接したのは自分の子が初めてでした。

 

それに比べて、世の中のお兄ちゃんお姉ちゃんは、幼い頃から人間の成長を間近で見ていますよね。

妹や弟という存在、赤ちゃんを迎え入れる子供の気持ちってどんな感じなんだろう。

2人分見てきましたが、まあ何でもそうですが、その子その子で違いますね。

 

今日は赤ちゃんを迎えるのがとにかく嬉しいうさこちゃんの絵本です。

 

とても嬉しそうなうさこちゃん

ある春の日、うさこちゃんはお父さんお母さんから秘密を明かされます。それを聞いてうさこちゃんは大喜びです。赤ちゃんを迎える喜びや驚き、お姉ちゃんになった誇らしさをシンプルに感じられる絵本です。

 

赤ちゃんを迎えるお姉ちゃんお兄ちゃんを描いた絵本はたくさんありますが、うさこちゃんはとにかくとても嬉しそうです。うさこちゃんシリーズのシンプルなデザインと配色により、うさこちゃんのわくわくドキドキがストレートに伝わってきます。

 

ひめはネズミのおもちゃに興味津々。「うさこちゃん作れるなんてすごいね」と。

 

にーさんは最後の場面でお菓子を配るうさこちゃんに疑問。「なんで産まれた人が配るの?」と。うーん、内祝い的な慣習でしょうか。

 

私はうさこちゃんが赤ちゃんの小ささに驚く場面が好きでした。

 

みんなが産まれた頃のちびを思い浮かべながら読んでいた中、「なにこれ?」と最近ブームのなになに攻撃で絵本を指差し、みんなを困らせるちびは、やっぱり私のように母性が弱めになるでしょうか…

  

下の子が少し大きくなった頃懐かしみながら読むのも、良かったです。

 

さて、また寝不足覚悟で観戦します。頑張れニッポン! 

うさこちゃんとあかちゃん (ブルーナの絵本)

うさこちゃんとあかちゃん (ブルーナの絵本)