3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(小4)ひめ(年長)ちび(2歳))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。週3回を目標に更新していきます。

自分という存在は他の何よりも奇跡的「自分におどろく」

こんにちは。

いつの間にか献立が曜日でワンパターン化しているくるみです。

ちなみに昨日土曜日は先週と同じ鶏の唐揚げでした…。

 

3連休、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

私はというと、にーさんの学校でのトラブルが頭から離れず、鬱々とした初日を過ごしました。

事実を整理して建設的に考えられるときもあれば、それほど問題ではないと楽観的に考えたり、にーさんの性格を恨んでうじうじ悩み始めたり。

大げさではなく四六時中ずっと忘れられず、食欲もなく、半ばノイローゼ気味です。

 

当のにーさんはにーさんで、予想通り情緒不安定でイライラしている様子。

これは家でも問題が勃発しそうな予感。

 

けれど、学校の問題が解決するまでは、家ではストレスを少なくしてあげたいと思い、少しのことは目をつぶろうと思っていました。

 

ところが。

 

事前の打ち合わせ不足でした。

夫がにーさんと衝突し、あげく「お前はどうしていつも素直に『はい』と言えないんだ!!」と怒り心頭です。

 

にーさんは日本で右に出る者はいないんじゃないかと言う程のあまのじゃく。

期待通りの返事など求められません。

注意しても素直に頷かないので、イライラが加速されるのです。

 

なので、わかりますよ。怒らざるを得ない気持ちは。

 

でも「お前はいつも…」は駄目。

人格否定の表現です。 

よりによってこんな過敏な時にそれは言ってはいけないのに!

 

ここからどうやってにーさんの冷静さを取り戻せばいいのか。

どうしたら分かってもらえるのか。

 

必死で考えながら、食事の準備をしていたら、しれっと自分の読書を始める夫。

 

そこで、私の中の何かも切れ、夫に対する怒りがフツフツフツと沸き溢れ出し、

「私は食事も喉に通らないくらいずっと考えてるのに感情に任せて怒ったあげく好きなことをしてるなんて!!」

と、爆発しかけたその時。

 

ふと、みんな同じだ、と気付きました。

 

にーさんが怒られたきっかけはおなじみのひめのわがままを許せず、嫌がらせしたこと。

夫はそんなにーさんを許せなかった。

そして、私は今、そんな夫を許せないでいる。

 

許すということ。

親ができないことを子供に求めてできるようになるものなのか…

 

他人を変えたいならまず自分を変えなくてはいけない。

 

怒りを何とか鎮めて冷静に、夫を呼んで、「いつも」という怒り方はよくないこと、怒りすぎたことを謝り、ひめに優しくしてくれると助かることをにーさんに伝えるようにアドバイスしてみました。

 

結果。全てが丸く収まり、にーさんからは「僕もごめんね」という奇跡の言葉が飛び出し、私の心も少し平穏に戻りました。

 

そして、いつになく仲良く夕飯を食べることができたのです。本当に嬉しかったです。

 

毎回こんなに上手く解決などできないのですが、たまにでもこんなことがあると、自分も成長しているのだな、と感じます。

人間は大人になってもまだ、伸びしろがあるんだと、驚きます。

(それだけ私が未熟だとも言えそうですが…)

 

さて、長々とした前置きになってしまいましたが、今日の絵本はそんな自分の可能性、自分がいることの奇跡を感じられる絵本です。

 

何十億年前からの奇跡

宇宙が広がり地球が生まれ、 たった一つの細胞から進化して、今ここできみが生きている。それはすごいことであり、まさに奇跡と呼べるでしょう。遠い過去に遡り、自分という存在におどろき、未来を描いてみましょう。

 

この本は文庫サイズで絵本らしからぬ見た目です。

もともと子供向けではないのかもしれません。

実際、うちでもまだ子供たちに読んであげていません。

コウノトリでは説明できない生命誕生のメカニズムが明記されているからです。

 

けれど、子供たちにもいつかは読んで欲しいなぁと思う1冊です。

私達の身体には宇宙が誕生した時に産まれた水素原子があると、何かで読んだ時と似た、長い長い生命の歴史の物語に対する感動を感じられました。

 

奇跡だから感謝しろとか、そんなことを強要されているわけではなく、ただただ自分が産まれた奇跡に気付き、感動し、自分の存在や他人の存在の存在そのものがかけがえのないものだと思え、些細なことなど何でもないことのように大きな気持ちになれちゃいます。

 

何か悩みに支配されている時に読むと、悩みなんて大したことだと思えるかもしれません。

 

タイトルも秀逸で、まさに自分に驚く体験になると思います。

大人の方も是非。

自分におどろく

自分におどろく