3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

押してもダメなら待ってみよう。「わたしとあそんで」

こんにちは。

頬に付いたマスクの跡がなかなか消えないアラフォーくるみです。

 

昨日は幼稚園がお休みで、1日中ひめは家にいました。

私もちびも頻繁に咳が出るので、どこにも行けないし、家で遊ぶことに。

といっても家事を進めなければならない私は遊んであげる時間はなく、ひめはちびの相手をさせられるのでした。

ごめんね、ありがとう。

 

ひめ「ねえね、今日幼稚園休みだから、ずっと家にいるよ」

ちび「やったぁ!!」

大げさなほど喜ぶちびに、ひめもまんざらではなさそうです。

 

わがままで自由なちびに振り回されつつ、時には一緒に楽しみつつ、たまには威圧的に従えつつ、ちびに付き合って遊んでくれるひめはとてもありがたいです。

 

そして、ちびがお昼寝の時間。

1人でボールで遊んでいたひめは、「ママ一緒に遊べない?キャッチボールしたいなぁ」と言い、洗濯物も畳んでいた私は「うーん、ちょっと忙しいなぁ」と返します。

この時間にやるべきことをやっておかないと、後にどんどんシワ寄せが来て、お風呂までスムーズに進みません。

なんたってワンオペ育児。寝かしつけまで休む暇がありません。

 

「そうだよね…」と残念そうに退散するひめに、胸がちくちくします。

西原理恵子さんの「毎日かあさん」の言葉が降ってきます。

家事なんかしなきゃよかった
家なんてもっと汚くてよかった
洗たく物もためちゃえばよかった
食事なんか手作りすることなかった
あんなに抱っこして欲しがったのに

ちくちくちくちく…

 

私は今、とってももったいないことをしているんじゃないだろうか?

 

ひめはまたしばらくして、今度はより控えめに、「また、ママと遊びたくなっちゃったなぁ」とひとり言のようにつぶやきます。

 

なんて可愛いんだろ。

 

ということで、5分と決めて、キャッチボールしました。

躍り上がるほど喜んでくれて、とても幸せな時間でした。

(最後にもっと!もっと!となって結局もやもやしたまま終わることも多いのですが、すっきり楽しく終われました。)

 

1日に1回は子供1人1人と向き合う時間を作ってあげたい…

と真剣に思った1日でした。

 

さて、今日の絵本はそんなひめの様子を思い出してしまう、その名も「わたしとあそんで」。表紙の少女が印象的な絵本です。

 

押してもダメなら待ってみよう

天気の良いある日。

少女がバッタやカエル、うさぎなどと遊ぼうと走り寄っていきますが、みんな逃げていってしまいます。

誰も遊んでくれないので、女の子はしかたなく池のそばにこしかけて、水すましを眺めてじっとしていました。すると…??

ひだまりのような温かさを感じる1冊です。

 

前回の「さんりんしゃにのって」とも重なる、温かな日の風景です。

私自身が春を待ち望んでいるのかもしれません。

 

少女は強引に遊び相手を探しますが、誰も遊んでくれず、諦め、1人時間を楽しみ出すと、動物たちは自ら近寄ってきます。

 

警戒心の強い動物との間で本当に起こりそうな出来事ですが、人間との関係でも同じことが起こりますね。

「遊ぼう」と言い続けるより、じっとしている方が興味を引くこともあります。

 

最後のお日様の穏やかな笑顔に癒やされ、動物たちに囲まれた少女の嬉しそうな顔に思わずこちらまで幸せな気持ちになります。

 

「よかったね〜。何して遊ぶんだろうね」

とひめも穏やかに言います。

 

相手がいることは思い通りにはいかないけれど、焦らず待つことも必要、と教えられた気がします。

 

穏やかに微笑む太陽のように子供達の成長を待てる親になりたいものです。

 

皆さんも是非。

わたしとあそんで (世界傑作絵本シリーズ)

わたしとあそんで (世界傑作絵本シリーズ)