黒いのにかわいい絵本「ちっちゃなおさかなちゃん」
こんにちは。
かかりつけの小児科の先生が恐くて、毎回ビクビクしながら診察してもらうくるみです。
さて。
ひめはお絵描きやぬりえが大好きです。
そんなひめの真似をして、ちびもお絵描きやぬりえが好きになりました。
ちびは、色鉛筆の芯が減って書けなくなると、「けずって」と持ってくるのですが、白の色鉛筆は芯が出ていても「書けないからけずって」と言ってきます。
「紙が白いから書けてても見えないんだよ。」と説明してもわからないようなので、黒い折り紙に描いてみます。
すると、黒地に白というのが新鮮だったのか喜んで、他の色でも試していました。
確かに、黒地に描かれた絵も夜空に上がる花火のようで素敵です。
今、真っ黒な紙を専用のペンで削って絵を描くスクラッチアートというものも流行っているようですね。
今日の絵本は黒地に描かれたお魚さんの可愛い絵本です。
かわいい迷子のおさかなちゃん
ちっちゃなおさかなちゃんが、海の中でママを探します。
次々に出会う生き物たちに案内されて、おさかなちゃんは無事ママにも会えるでしょうか?
赤ちゃんにも嬉しい厚紙の絵本です。
ママを探すちっちゃなおさかなちゃん。
かに、ひとで、くじら、たこ…などたくさんの海の生き物に出会います。
それぞれの動物はその特徴から可愛い名前が付いていてそれも楽しいです。
例えば、くにゃくにゃ動くたこの名前はクニャッポ。
ひめは、可愛い名前が出てくるたびについつい復唱していました。
絵の背景は深海のような黒。
赤ちゃん絵本としては斬新なデザインです。
暗くて恐い印象を与えそうな黒い背景ですが、おさかなちゃんや出てくる動物たちのカラフルでかわいらしい絵やユニークな名前のおかげで、全く暗さや悲壮感は感じません。
そして、ハッピーエンド。
ママに会えて良かった!「ママ だあいすき!」というストレートさにやられます。
背中の模様の虹色がママとおそろいで、絆も感じ、ほんわかします。
もうそろそろ厚紙の絵本は卒業かな、と寂しく思っていたのですが、6歳も楽しめる絵本でした。
シリーズも読んでみたいです。
ちっちゃな おさかなちゃん (世界中でくりかえし読まれている本)
- 作者: ヒドファン・ヘネヒテン,Guido van Genechten,古藤ゆず
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2014/01/07
- メディア: 単行本
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