水について想いを馳せる「しずくのぼうけん」
こんにちは。
湿度と暑さですでにバテ気味のくるみです。
なんでしょう、この湿気は。
ねっとり体にからみついてくる空気が重く感じます。空気をぎゅっとしたらポタポタと絞れてしまいそう…体感では湿度100%です。
でも、まだまだ夏は始まったばかり。
今バテていたのでは、先が思いやられます…
この悪しき湿度の原因である水ですが、人間にとってなくては生きていけない物No.1でもありますね。
蛇口をひねれば出てくる水。
キレイな飲めるお水に困ることのない日本。
ありがたいことです。
先日、ひめとお風呂に入っていたら、不思議そうにシャワーのホースを眺め、「水はどこから来てるの?」と聞いてきました。
ダムがあり、浄水場があり、地下には水道管が張り巡らされ、見えないけれど、たくさんの過程を経て我が家にきてくれる水。
そして、また下水道から外に流れていく水。
ここにもまた、当たり前に思っている当たり前じゃないことがあります。
日頃は気にしないで済ましていることに対していかに感謝できるか。これはこの便利な世の中で生きていく上で大事なことの1つではないかと思います。
水道水はどこから来てどこへ行くのか。
楽しく学べる絵本を紹介します。
冒険は続く…
ある水曜日のこと。村のおばさんのバケツからぴしゃんと飛び出したしずく。気体になって、雲になって、氷になって…しずくの長い旅は続きます。可愛いしずくの目線で水の循環を体験できる絵本です。
表紙の小粋なしずくちゃん。しずくの形に顔と棒の手足がついただけだけれど、とってもキュートです。
魔法のように消えたり、たくさんの仲間に出会ったり、カチコチに固まったり、状態を変えてあちこちへ旅をするしずくちゃん。
ころころ変わる表情もかわいくて、眉をひそめた顔など愛らしくて好きです。
小さい子にとっては少し文字が多めの絵本ですが、語呂もよく読みやすい文章で、手書きのような字がおしゃれです。
表紙裏にはたくさんのしずく玉。
高い湿度の時はこの絵を想像すると可愛くて許せるかも(?)
体の60%は水分という私達。
今自分の中にある水分は、遠い昔恐竜に降り注いだ雨かもしれない。
もしくは古代生物の身体の一部だったかも…
巡り巡っている水。
大切にしたいですね。
- 作者: マリア・テルリコフスカ,ボフダン・ブテンコ,うちだりさこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1969/08/10
- メディア: 単行本
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