3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

だれのお手紙かな?「いろいろおてがみ」

こんにちは。

夜型と朝型の狭間でふらふらしているくるみです。

なかなか完全な朝型になれません。

 

さて。

皆さんはお手紙を書くことはありますか?

メールやラインで気軽にメッセージを送れる現代で、どのくらい手紙は書かれているのでしょう。気になります。

 

私はというと、先日の敬老の日に、ちびが幼稚園で作った絵を両親に送るために手紙を同封しました。

年に何回か、子供絡みでそんなことがあるくらいです。

 

あとは、たまに子供に置き手紙して、用事を伝えることもあります。

でも、これは手紙というかほとんどメモ…

 

 

私の母はお手紙が好きです。

メールにあまり親しみを感じていないお年寄りは、手紙好きの方も多いのでしょうか。

でも、義母は手書きするのが嫌みたいで、手紙もあまり好きそうではありません。まあ人によるのでしょうね。

 

お年寄り以外でいうと、スマホもパソコンも持たない子供はお手紙が大好きですよね。

ひめは近所のお友達とお手紙交換して遊ぶのが大好きです。

ポストに行かずとも郵便受けに直接入れられるのであっという間に届き、お返事を書いたり、楽しそうです。

 

中高生はどうなのでしょう。

私が学生の時は授業中に回したり(良い子はマネしてはいけません。)、絵が上手な友達が似顔絵を描いたり、先輩とやり取りをしたり、可愛い手紙の折り方を知っている友達を尊敬したり…手紙にまつわる思い出が多くあります。

今はどうなんでしょう。

 

私たちの世代になるとお手紙のやり取りはほぼしませんよね。

年賀状くらいでしょうか…

デジタルツールでのやりとりが主流になってから、手紙の存在は、より堅く重たくなった気がします。

突然友達から手紙をもらったら、何事だろう??と思ってしまいます。

 

今は、100均でも可愛いレターセットがあって、買って使いたいのですけど、なかなか書く相手がいません。

ずいぶん前に、ほぼ日ストアでミナペルホネンのまん丸いレターセットを一目ぼれして買ったのですが、それもまだ全然使えていません。

 

そう、手紙には便箋選びの楽しみもありますよね。

 

今日は便箋を見るのも楽しい可愛い絵本を紹介します。

 

だれのお手紙かな?

はなちゃんはお手紙が大好きです。くるかなくるかな、と待っていると次々にお手紙が届きます。黒い模様、しましま模様、もこもこ、大きいの、小さいの、誰からかな?特徴的な封筒かを見て差出人を当てるのも楽しい絵本です。

 

表紙をめくると満面の笑みのショートカットの女の子。

その笑顔だけでも心がほっこりします。

 

ページをめくると、まずは白地に黒いぶち模様の封筒。

封をしているのは牛乳パックのシール。

 

だれからかな?

 

クイズ好きの子供の心を掴みます。

 

もぉーと鳴くあの子かな?

 

と、ページをめくると、開いたお手紙と吊りズボンを履いた牛くん。

手紙の最後に書かれた名前を見つけ、「もうたくんって言うんだね!」とひめ。

「やっぱりうしだぁ!」とちび。

 

そんな風に次々と郵便受けに来るお手紙を開いていくのです。

 

途中で誰だかわかりにくいお手紙や、最後に嬉しいお手紙もあって、子供にはとっても楽しい絵本でした。

 

私は、はなちゃんが真剣にお返事を書いている姿が可愛くて好きでした。

はなちゃんはやっぱり、お花の模様の便箋!

 

くるかな?だれからかな?どんな便箋かな?

お手紙にはわくわくがたくさんありますね。

お手紙の魅力を再発見できる絵本でした。

いろいろおてがみ

いろいろおてがみ