3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

子供の話をちゃんと聞こう「パンケーキをたべるサイなんていない?」

こんにちは。
今日で9歳になったにーさんと遊び疲れたくるみです。

と言っても家でゲームですが…

テレビゲームだけでなく、カードゲーム、ボードゲーム、しりとり、クイズなどあらゆるゲームが好きなにーさん。
5歳のリカちゃん大好きおえかき大好きな典型的女子のひめでは相手になれるはずもなく、いつもゲーム相手に飢えてます。

お誕生日に近場のどこか遊びに出かけようかとも思ったのですが、この暑い中ベビーカーでコロコロ引き連れていくのも辛く、家で存分に遊んであげるという案を思いつきました。

子供にとって親にかまってもらえるということがどれほど嬉しいことか。

そんなこと思いついたのはこの絵本を読んだ影響もあったかもしれません。

見て見て! 聞いて聞いて!

子供の頃。
逆上がりができて、「見て見て!」
学校から帰ってきて、「聞いて聞いて!」
そんな風に母親の共感を求めていませんでしたか?
私にはそんな記憶があります。

この絵本の主人公のデイジーもパパやママにお話しをします。
けれども二人とも全然聞いてくれない。
忙しいと言ってばかり…

母親の立場から言わせてもらうと。
だってほんとに忙しい!
子供いるってことはたくさんやることがあるし、もしも働いてるママならなおさら。

「見て!鉛筆が立ったよ!」
「聞いて!○○くんが先生に○○して、そしたら……」
どーでもいいような、オチのない話。

愛する子供の話だから聞いてあげたいのだけど、精神力も体力もそんなにないんだよ…

でも。
きちんと聞いてあげないと話してくれなくなるかもしれない。
話して欲しい大事なときに。

それに。
大人が子供に注意することなんかも、子供にとっては同じくらいつまらない話なわけで。
それを聞きなさいって言いながら自分達は聞かないなんて何かずるい。

大人の教訓にもなる1冊です。

パンケーキをたべるサイなんていない?

パンケーキをたべるサイなんていない?