冬の木は歌っている!?「ふゆめがっしょうだん」
こんにちは。
にーさんのインフルがうつったかもしれない咳と鼻水まみれのちびを、医者に連れて行ったら、「熱がないのに検査しても結果は出るわけないし、インフルの薬は早く飲めばいいって話じゃない」と高圧的に冷たくあしらわれ、ますます病院嫌いになったくるみです。
にーさんがインフルになってる間ににーさんのクラスは学級閉鎖になり、思いもよらず長期休暇になってしまいました。
今年のインフル流行は長いですね。
寒いとなかなか外にも出られず、つまらない。早く暖かくなって欲しいなぁ、と思う今日この頃ですが…
木々の歌を聴きに行こう
葉っぱや花もなくなった淋しい姿の冬の木ですが、よく見ると様々な顔のついた冬芽があるのです。葉が落ちた跡にある3つの模様が目と口に見えるため、顔のようにみえる冬芽。
動物に似た顔、並んだたくさんの顔、怖い顔、愉快な顔。木によって違う個性豊かな顔たち。
そんな冬芽をカメラに収めた写真絵本です。
バラエティ豊かな顔の面白さもさることながら、題名にあるように冬芽が歌ってるようなリズミカルな詩も楽しいです。
パッパッパッパッ
と度々登場するトーテムポールのような冬芽に子供たちはケラケラ笑っていました。
寒くなったら、人間は温かい服を着て、家を温かくして、温かい布団で寝る。
カイロやこたつ、ストーブ、床暖房。あの手この手の温める手段がある。
冷え性の私には本当に有り難い限りです。
一方、動くこともできず冬も雨風に晒されている木々たち。
じっと耐えて冬が過ぎるのを待っているように見えますが、春に芽吹くための準備中なんですね。
冬芽、探してみようかな。
冬の散歩が楽しくなる1冊です。
ふゆめ がっしょうだん (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)
- 作者: 長新太,冨成忠夫,茂木透
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1990/01/31
- メディア: 単行本
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