短いけれど強烈な印象を残す「ねこガム」
こんにちは。
両サイドからすり寄ってくる娘2人に、寝苦しさを感じているくるみです。
外は暖かく、春らしい陽気に心踊りますが、外出するとどうしても抱っこの機会が増えるため、なかなか子供たちを遊びに連れて行けないヘルニアワンオペ育児です。
インドアでなんとか時間をもたせるしかないということで、今日は折り紙でケーキをたくさん作りました。
思いの外楽しかったけれど、けっこう疲れました。
うーん、春休みはまだこれから。
どうなることやら…
さて、今日の絵本は子供たちも満足のこの絵本。
え!?
クチャクチャ風船ガムを噛んでいる男の子。プーと大きな風船を作ります。やがて、その風船がネコの形になり…
赤ちゃん絵本のようなサイズ感と短さに油断していると、奇想天外な展開に「え!?」と驚かされます。
にーさんは「そうきたか!」と展開を楽しみ、ひめは展開はあっさり受け入れ、顔を真っ赤にしてガムを膨らます男の子の様子が面白かったようです。
2人の反応を見ていて、『意外な展開』というのは「だいたいこうなるだろう」という予想ができてこそ、生きるものなのだということに気付きました。
「だいたいこうなるだろう」という予想ができないということは、どんな展開も想像できるということ。
子供の発想が豊かなのはこのせいかもしれません。
大人の頭が固くなるのは、たくさんの経験から物事を傾向化して、未来を予測できるようになるからこそでしょうか。
一方ちびは、男の子を見て、「パパ!」と連呼していました(笑)。
大人も楽しい驚きを感じられる1冊だと思います。