十五夜におすすめの絵本②「パパ、お月さまとって!」
こんにちは。
朝、起きてから、私と女子2人の女3人で寝ている部屋にて。
ひめ「〇〇ちゃん(ちび)、1番好きな人だあれ??」
ちび「パパ」
ひめ「一緒だぁ♪」キャッキャッ
えっと…ちょっと淋しいのでとりあえず「ママも一緒〜」って言っとく?と思ったくるみです。
さて。
今日はひめとお月見団子を作りました。
去年作った時は途中で遊び始めたり、戦力にならないひめでしたが、今年はしっかり自分で最後まで丸められました。
もう少し転がすと表面がキレイになるよというアドバイスもきちんと聞けたし、成長を感じました。
そうして、できたお月見団子ですが、月も見ないうちにおやつにみんなでペロリと頂き、夜外に出てみると…
やっぱり月は雲に隠れちゃっていました。
しばらくしてもう一度見たら半分くらいが出たり隠れたり。
ずっと見ていたらきっと真ん丸全部拝めたような気がしましたが、ハチャメチャな2歳児がいるのであっさり諦めました。
昨日に続き、今日の絵本も十五夜におすすめのお月さまの絵本です。
こんな優しいお月さまならうちにもきてほしい!
ある晩、月が近くに見えたモニカはパパにお月さまをとって欲しいとお願いします。頼まれたパパは長ーいはしごを持ってきて、お月さまをとりに出かけていきます。パパはお月さまを持って来れるでしょうか。ページが広がる仕掛けも楽しい絵本です。
この絵本は、宇宙好きだったにーさんのために選んだ絵本だったのですが、ひめの方がとても気に入った絵本です。
仕掛けのページを開くと、長ーいはしごが出てきたり、はしごが高ーく上へと伸びたり、お月さまが飛び出すほど大きくなったりするので、ひめはそれが楽しくて何度も何度もページを開いたり閉じたりしました。
大好きなパパが活躍するストーリーも惹かれるようで、パパが張り切るシーンではパパを応援し、モニカが喜ぶ場面では一緒にウキウキしていました。
父親と娘という登場人物に親近感を抱くのかもしれません。
例のごとくリアリストのにーさんは、「パパ宇宙服着てないし」「月は欠けて見えるだけで本当はずっと丸いんだし」とずっとツッコミ続けていました。
私は、月が欠けたり満ちたりするのが上手くストーリーに生かされている所が好きです。月が生きている気がして月と話したくなっちゃいます。
だって、この絵本のお月さま、とっても優しいんです。
「つれていってくださいな」なんて、品があって器が大きい感じがします。
なので、今夜の月を見ていたら、雲に隠れながら「私もお団子食べたかったです」と月が言ってるような気がしてきました。
来年はちゃんとお供えしようかな…(いや、やっぱり食べちゃうような)
ぜひ、頑張るパパと寛大なお月さまの魅力を感じてみて下さい。