3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

もうすぐ春ですね「さんりんしゃにのって」

こんにちは。

子供からもらった咳+結膜炎になってコンタクトを入れられず、マスクとメガネをかけているせいで耳が痛いくるみです。

メガネはすぐ曇るし、早く解放されたい…。

 

さて。

ここのところ寒いし、誰かしら風邪をひいていて、用事がなければ外に出ない毎日が続いています。

インドアな私には願ったりなのですが、2歳児は外に遊びに行きたくて仕方ありません。

外で遊びたい気持ちが強くて、唯一の外出のチャンスである、幼稚園バスの送り迎えで、ちゃっかり三輪車に乗っていたりします。

 

ちびは三輪車が大好きです。

 

うちの三輪車は、にーさんが小さい時に買ったものなのですが、雨ざらしで置かれていたため、もうボロボロで、捨てようと思っていたものです。

が、予想外にちびが好んで乗るため、未だ捨てられません。

 

キャラクターもなく、茶色とベージュという地味な色。

当時はシックでおしゃれと思っていたのですが、今ではとにかく汚い、古い、パッと見壊れてそう、としか思えないそれを、ちびは偉く気に入って、嬉しそうに乗ります。 

 

そんなちびの大好きな三輪車、さらにちびが大好きなももんちゃんシリーズの作者の絵本が、今日の絵本です。

 

三輪車だけど、気分はバス

うららちゃんが三輪車に乗っています。

今日の気分はバスの運転手。

うららちゃんのバスはいくつもの停留所を通り、公園を巡りますが、誰も乗ってくれません。

けれど、終点に着き、帰りのバスが発車すると…想像力で三輪車遊びが更に楽しくなる絵本です。

 

可愛い帽子のうららちゃん。

三輪車に乗ってバスごっこ

これだけで、ちびとひめは惹きつけられます。

「帽子かわいい」「ひよこさんいた!」

小動物たちも登場し、目が離せません。

声をかけても逃げていく動物たち。

 

終点に着き、どうなるんだろうと見守っていると…

うららちゃんの発想に胸踊ります。

三輪車、そうやって使うのか!

 

さっきまで人気のなかったバスも、お客さんでいっぱいになり、にこにこ幸せ気分です。

みんなの笑顔にこちらも笑顔になれます。

 

発想次第で、遊びが広がることに改めて感心します。

 

うららちゃんという名前も、公園にたくさん咲いている花も温かい春の日を想像させます。

 

寒い中でも梅の花が咲いたり、日差しに春を感じるこの季節。

早く春になって、ちびもお外でたくさん遊べるといいな。

さんりんしゃにのって (うららちゃんののりものえほん)