3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

"春"からの呼びかけに答える「はるですよ」

こんにちは。

春眠のせいか、子供と寝落ちしてしまうくるみです。

 

この春、ひめは入学し、にーさんは高学年になりクラス替え、ちびはもうすぐ幼稚園のプレスクールが始まります。

それぞれ、新しい1歩を踏み出す子供たち。

 

私は、それに伴う学用品の準備や書類の束、PTA問題に頭が痛いです。

 

さらに、花粉や季節の変わり目にやってくる体調不良に悩まされています。

そして、大嫌いな虫の季節の始まりでもあります。

 

そんなネガティブ要素もたくさんありながらも、服装も軽くなり、桜が舞い散るこの季節は、なぜだか心が踊ります。

 

諸外国に合わせて年度の秋始まりも検討されているらしいですが、やはり、桜と、新学期の何かが始まるワクワク感はセットとなって身体に染み付いているようです。

 

今日はそんな春の訪れを感じられる絵本です。

 

春からの呼びかけ

「こんにちは はるですよ」森に、山に、海辺に、田んぼに…海中にも、いろいろな所に春がきました。雪が溶け、生き物が活動し始め、花々の色彩に目を奪われる季節の日本の様子を描いた、春の喜びを感じられる絵本です。

 

「こんにちは はるは もう きましたか?」

と始まるこの絵本。そして、

「こんにちは はるですよ」

と毎ページ呼びかけられます。

山や田んぼ、水の中の様子がスケッチのように細やかに描かれ、ページをめくる度にそれぞれの春の情景が目に飛び込んできます。

本物のような草花や小動物に、まるで、絵本の景色の中に実際いるような気持ちになります。

さまざまな生き物に満たされた日本のうつくしい景色を見て、祖母の家を懐かしく思い出しました。

 

満開の桜のページや、れんげ草のページでは、ちびとひめは「かわいい!」と歓喜の叫びをあげていました。

「さくら!」と花の名前も言えるようになったちびは、表紙のうさぎがお気に入りでした。

 

それにしても、呼びかけているのは誰なのでしょう?"春"なのかな…?

「こんにちは!」と元気に答えて春を楽しめるように、丈夫な身体を作りたいです。

 

今日の寒さは冬のようでした。東京でも雪が降ったところもあるそうで…

皆さまも体調崩さぬよう、ご自愛下さい。

寒がりの私は、春が早く戻ってくることを願います。

 

早春から春にかけておすすめの絵本です。

はるですよ (四季のえほん)

はるですよ (四季のえほん)