3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

花火大会の気分を味わえる「はなびドーン」

こんにちは。

夏休みなのに子供をどこかに連れて行ってあげるどころか、誰も寝ていないのに私1人が昼寝してしまうという、ダメダメのくるみです。

 

先週末、実家に行く途中、たくさんの道行く方の浴衣姿を見ました。

 

隅田川や立川で、花火大会があったみたいですね。

 

花火大会いいなぁ。

花火大会は大好きで、子供が産まれる前はよく行きました。

 

夜空に咲く光の花もさることながら、ドーン、ヒュー、パチパチという音も、風に乗ってくる火薬や煙の匂いも、懐かしく思い出すだけで心踊ります。

 

子育て中の皆さんは、子連れで花火大会に行っているのでしょうか?

 

私はハードルが高く、一度も行けていません。

ハードル① 暑い

ハードル② 時間が遅い

ハードル③ とにかく、人人人人人

 

人が多いことから、トイレが混む、帰るのが更に遅くなる、暑いうちから場所をとらないといけない…などなど…

ちびがグズグズする姿が、ひめとにーさんが苛立って喧嘩する姿が、浮かんできます。

 

うん、うちはまだ無理。

 

ああ、でも見たいし見せてあげたいな、大きな花火。

 

というわけで、気分だけでも絵本で味わおうとこんな絵本を読みました。

 

花火大会に行きたい!

くらーい夜空にシューッ、パンッ、ドーン、キラキラ。は・な・び。パッと現れる色とりどりの花火に、大人も楽しめる赤ちゃん絵本です。

 

正直、動画でみても生で見るのとは違うし、いわんや絵本をや、となめていたのですが、読んだみると、意外と気分が上がってきます。

 

何もないページから、ページをめくるだけで突然現れる、という表現が可能な絵本の特長が、夜空にパッと現れる花火と相性がいいのかもしれません。

 

見開きいっぱい使って、ヒューと四方八方に飛んでいき、どこにあがるのかわからないワクワクも、本物に近い感じがします。

 

そして花火の描写も、1色だったり、カラフルだったり、形も少しずつ違って、たくさんの種類が上がり、次はどんなのかな、と思って待つ花火大会そのものです。

 

大きな花火を一度も見たことのないちびは、パーンと広がった花火に手を伸ばして食べたフリをしていました。

美味しそうに見えたのかな。

 

ひめは、ディズニーランドで見たことがあるのでなんとなくは知っていたようですが、ニコちゃんマークの花火のところで、「すごい!こんな花火本当にあるの??」と興奮していました。

 

そういえば、ニコちゃんが現れる花火もありますよね。ドラえもんとかもあったような…。

見る角度によってキレイに見えたり、変な顔になったりするんだよなぁ。

 

そんなことも思い出し、思った以上楽しめ、花火大会気分を味わうことができました。

いつかはみんなで行きたいな。

はなび ドーン (とことこえほん)

はなび ドーン (とことこえほん)