勉強したいと自分から思うには…「シロクマのしゅくだい」
こんにちは。
お盆から1週間ほど、両親の里である大分に行ってきました。
今までになく長期滞在したので、まだ非日常気分のくるみです。
(そしてまた更新が遅れてしまいました…)
さて。夏休み後半戦。
長く感じた夏休みもあと少し。
にーさんの自由研究は…
終わっていません。
完璧主義のにーさんは、あーでもないこーでもないと進みが遅く、その完成度を目指すならもう少し早くからやっておけば良かったのでは、と口を出したくなるところをぐっとこらえています。
自由研究を抱えた皆さま、もう終わっているでしょうか?
面倒に感じがちな自由研究ですが、好きなことを掘り下げるチャンスですよね。
(子供の頃はそんなこと考えもしなかったけど)
学校向けに勉強っぽいことをせずに、ゲームに関することとか、手芸だとか、自分の好きなことで、小さなテーマを1つ決めてとことんやってみる。
どんなことでも1つのことをとことんやってうまく伝わるようにまとめれば研究になるような気がします。
大人になると雑務に追われ、なかなかできないから楽しそうなんだけどなぁ。
思えば、YouTubeの「〜してみた」とか、ブログで何かについて語るのって自由研究に近いですよね。
今なら、いろいろやってみたいことも思いつくのに。
工作系は好きではないにーさんは、テーマを決めることから難しく、あれこれ悩みます。
今年のにーさんは「大分の温泉について」にしたようです。
やっぱり実際に行ってみて触ったりして感じたりしたことは書きやすいものですよね。
もし北極に実際に行ったとしたら書くことはたくさんあるんだろうな。
今日の絵本はシロクマについての宿題を出された女の子のお話です。
ちゃんと自分の目で確かめないとね
シロクマについて知っていることを3つ書くという宿題のブリントに、1 すっごくおおきい、2 なんかたべる、3 たぶんらんぼう と書き込んだソフィー。そんな彼女のところへ本物のシロクマがやって来て北極を案内してくれることに!読んだらシロクマのこと、きっと好きになってしまう絵本です。
「しゃしんでみたからいい」という少女ソフィーを、
「ちゃんと じぶんの めで たしかめないとね。」
と北極へ連れて行くシロクマのオラファー。
鳥を眺めたり、くじらのうたを聞いたり、コケの塊(氷河鼠と呼ばれている)を見たり、氷の坂で滑り台したり。
一緒に過ごし、トラブルを乗り越えて、だんだん絆が生まれる2人(1人と1頭)が微笑ましく、最後のオラファーからのプレゼントに心が温まります。
一緒に「ぶるるっ!」と体についた水を払うシーンがひめは気に入り、私も好きでした。
北極での体験後、一変して夢中でレポートを書きまくるソフィーに、勉強の本来あるべき姿について考えさせられます。
やらされてやるのではなく、やりたくなるのが1番。
子供に勉強させたいとき、親がするべきことは、勉強させることではなく、勉強したいと思わせること。
知ることの楽しさや、人にうまく伝えることの大切さを心の底から実感させること。
言うは易し行うが難し。
わかっていても難しいし、時間がかかるんだよなぁ…
現実問題、期限や評価とどう折り合いを付けていくかが課題です。
まずは夏休みの宿題。
新学期に間に合えばいいですが(苦笑)