クリスマスに読みたい絵本 人間味溢れるサンタさん「サンタおじさんのいねむり」
こんにちは。
気になっていた窓のさんを掃除したら、思った以上に満足して大掃除が終わった気分のくるみです。
もうキッチンの換気扇は忘れていることにしてしまおうかと…
毎年、前年よりも速く過ぎ去るように感じる1年に驚きつつ、今年も暮れようとしています。もうたったのあと半月。
やりたかったこと、どのくらい実現できたのか。
そろそろ今年の総括をしようと思うのですが、目の前には一大イベントであるクリスマスが。
クリスマスには家族をよんでクリスマス会を開くのが定着してしまったので、それが終わるまでは落ち着けません。
そして、無事終わったと思えば、冬休みに突入してしまい、1日中子供たちがいるのでバタバタし、そんなこんなのうちに帰省、年越し…ゴーンゴーン。
今年もそんな予感がします。
皆さんはどう過ごされるのでしょうか?
既にクリスマスが待ち遠しい我が家の子供たちですが、更に気分を高める絵本もおすすめです。
人間味溢れるサンタさん
イヴの夜。プレゼントを届ける途中でサンタおじさんはおくさんにもらったサンドイッチを食べて居眠り。それを見た森の動物たちは…。人間味溢れるサンタさんと可愛い動物たちのこころ温まるお話です。
たくさんいたり、寒がりだったり、おしゃれだったり、忘れんぼうだったり。
謎多きサンタさんは、人々の想像を掻き立て、たくさんの顔を持っています。
この絵本のサンタさんには奥さんがいます!
そして、奥さんに呼び捨てにされ、サンドイッチとコーヒーを持たされ、寝てしまうから途中で食べないように釘を刺されるのです。
なんて人間らしいサンタさんの生活感!
呼び方からしてサンタクロースでもサンタさんでもなく、「サンタおじさん」ですし。
さらには、食欲にも睡眠欲にもまんまと負けてしまうサンタおじさん……
溢れんばかりの人間味です。
ひめはサンドイッチを食べようとするサンタおじさんに「だめ〜!」と本気で叫んでいました。
もう、しっかりしてよ!と言いたくなる主婦目線の私ですが、森の動物たちはとても優しく、心が温まります。
私は、動物たちの行列のページが好きでした。
立っているシカ、前が見えなさそうなクマ、よそ見をしているタヌキ、みんなとっても可愛いです。
私が産まれる前の絵本なのですが、全く古さを感じさせない絵本でした。
うちにも無事プレゼントが届くかな。届けてくれるのはサンタさんじゃないかも?夢の広がる絵本です。
クリスマスに是非。
- 作者: ルイーズ=ファチオ,かきもとこうぞう,まえだみえこ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1969/12
- メディア: 単行本
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