波の音が聞こえる「うみべのいす」
こんにちは。
夏休み一大イベントの帰省が終わり、疲労が今頃どっと押し寄せているくるみです。
みなさん、今年の夏は海に行きましたか?
なんて、私はもう何年も海遊びしていません。
最近は若者の海離れが進んでいるとのこと。
砂、塩水、くらげに紫外線。
確かにハードル高い遊びですよね。
でも、海、ただ見るだけなら好きです。
いつまでも終わりのない波の音。
どこまでも続く地球の縁。
今日はそんな海が目の前に感じられる絵本です。
点、点、てん、てん、てん…
海辺に置かれた一脚の椅子。
すわっているのはだれかしら…
いろいろな動物が座っては去っていきます。
常に海を眺める視点から描かれていて、まるで隣にもう一脚の椅子を置いて、座らせてもらったみたい。
時間とともに、海が移り行く姿を楽しめます。
空も海も無数の点で描かれているのですが、点の色の組み合わせで、夜や朝、光の違う景色を感じられるのが不思議。
ひめは不思議な生き物の出現が好きみたいで…
海辺で波の音を聴いている気分になれます。
マイナスイオン……
- 作者: 内田麟太郎,nakaban
- 出版社/メーカー: 佼成出版社
- 発売日: 2014/04
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
お風呂好きになーれ「おふろであわあわ こぐまのくうぴい」
こんにちは。
夜エアコンつけて室温33℃って…
台風一過の暑さ半端ないです。
こんな暑いとシャワーで汗を流すのが気持ちいい。
はずですが、ちびさんはお風呂で洗われるのが嫌いです。特に髪や顔。
顔はわかるけど髪は気持ちいいだろうに…
泣き叫んで拒否します。
そこを歌でも歌って誤魔化しながら(全然効果なし)無理矢理洗うので、余計時間がかかります。
お互いのためだよ、そろそろ観念しなさい、と思う憂鬱なお風呂タイム。
そんなちびさんを楽しませようとひめが選んだ本。
お風呂たのしいよ!
くうぴいとお父さん。
お風呂で泡だらけになって遊びます。
全身泡になったところで、にーさんもひめも「わあ!」「たのしそう!」「やってみたい!」と歓声をあげました。
肝心のちびは1ページ目で指差しをしてから、その後見てるんだかないんだか…
結局その日のお風呂も泣き声を響かせるのでした。
お風呂好きになって欲しいなあ。
とても可愛い厚紙絵本です。
- 作者: なかやみわ
- 出版社/メーカー: 三起商行
- 発売日: 2005/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
青いくまの男の子?「ペネロペのいちにち」
こんにちは。
毎日なんだかんだ忙しくてぐったりのくるみです。
朝起きて、洗濯機を回し、朝ごはんを作る。
ちびさんを起こしておむつを替え、早く食べさせろーとうるさいちびさんに離乳食を食べさせ、洗濯物を干す。
ちびさんを着替えさせ、上の2人に朝の支度を促しながら洗い物をしてお風呂掃除、にーさんの宿題を丸付け、ひめのピアノの練習に付き合い、またおむつを替え、ついでにトイレ掃除。
あれ、いつの間にか、そろそろお昼ごはんを作らなきゃ…あ、自分の朝食食べ忘れてた。
というのが今日の1日のはじまり…
3人子育ての夏休み。かなりハード。
よっしゃ痩せるぜ!と思いきや、日中食べられなかった分を夜摂取したりで全然痩せやしない。
そんなくるみの1日(泣)はともかく。
ペネロペの1日は…
異国の香りストロンボリ
ペネロペってなんとなく知ってる。
アニメ?あんまり詳しくはないのだけれど見たことある。
青いくまの男の子だと思ってた人いませんか?
はーい。私がそうです。
いえいえ、コアラの女の子ですって!衝撃。
おフランス作。
なので出てくる名前が独特。
ひめはペネロペさえも言えず。
「ペネルコロ」と言ってにーさん爆笑。
そんなペネルコロ(本名ペネロペ)の1日を描いた絵本。
別々に描かれていた登場人物がリンクしてくる辺りがにーさんは面白かったようです。
私としてはストロンボリという名前に異国を感じました。
ストロンボリ、ストロンボリ。
クセになる音の並び。
ぼんやりとしたタッチの絵も魅力です。
ペネロペおはなしえほん (12) ペネロペの いちにち (ペネロペおはなしえほん 12)
- 作者:アン・グットマン
- 発売日: 2010/02/28
- メディア: 単行本
水平線から続いていく物語「これはすいへいせん」
こんにちは。
定期的な読み聞かせを始めてはや1ヶ月。
自己満足感が半端ない(いい意味で)くるみです。
絵本を選ぶ楽しみがある。
たくさんのことを知り過ぎているにーさんはともかく、あまり物を知らないひめの世界が広がっている。
にーさんは大好きなママと触れ合える(笑)。
子供に関わっている満足感がある(しかも3人いっぺんに)
いいことばかり!
しかし。
まあやはりデメリットといえば、なんやかんやと忙しい家事の間にとられる時間…
そう、世知辛い世の中、結局は時間の問題。
そんなこんなで、ついつい文字の少ない絵本を選びがちなのですが、今日は頑張りました。
水平線のように続いていく物語。
水平線から次々と広がっていく世界。
インデックスのようにページごとにイラストが添えてあり、めくりやすい造り。
連歌のように、最初の文から引き継いでいく文章。
独特の絵本です。おしゃれ。さすがtupera tuperaさん。
「あらいさんって急に日本人!」
「こっからはずっと絵本の世界の話なの?」
物事の白黒付けたいにーさんは世界観にやられている様子。
「うーんどうだろう?」
適当に濁してみました。
たまにはこういう曖昧な含みのあるのもいいよね。
ひめは、前のページと同じ文章を私が早口で読むのが気に入らないらしく、終始ちょっと不満顔でした。
早口だったけど、たくさん文字、読んだよ!
- 作者: 谷川俊太郎,tupera tupera
- 出版社/メーカー: 金の星社
- 発売日: 2016/09/20
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
ビフォーアフターから想像してみよう「このあいだになにがあった?」
こんにちは。
「7時に起きる」を娘の目標に掲げたものの、自分が起きられないくるみです。
突然ですが皆さん、Eテレ見てますか?
私は、にーさんが小さい頃とてもお世話になりました。
2人目、3人目になると、ついついにーさん主導のテレビ番組選択になってしまい、なかなか見られませんが。
今日久々につけてみたところ、ちびさんの食いつきようったら。
ひめも「ぶんばぼーん」を楽しく踊りました。まだまだ楽しめるお年頃。
そんな子供大好き子供向け番組もさることながら、5分間の番組などもすごいの!
白い紙のみで作った映像や、わざわざアナログでキャラクターをコマ送りしてるようなアニメ。大人が見ても面白い。
「デザインあ」、「ピタゴラスイッチ」などなど、オシャレだし、ずっと見ていたいくらい。
Eテレ熱語り過ぎですが、今日はそのピタゴラスイッチつながりで。
想像してみよう、その間に起こったこと
ビフォーアフターの2枚の写真を見て、その間に何が起きたかを想像する、写真絵本。
次のページにはその間起きたことの写真が出てきて、こんなことが!と思うわけ。
例えば、左にもこもこヒツジ、右に毛を剃られたつるつるヒツジ。
ページをめくると2つの写真の間にヒツジが毛を剃られている写真がある、といった具合です。
さすが、ピタゴラを考えてる彼ら。うまいこと考えるなぁ。
さあ楽しくなりそう、読み聞かせタイム。
賑やかに当てっこが始まります。
ひめ「髪の毛切った!」
にーさん「剃った毛を何かに使ってるとか?」
いやいや、にーさん深読みし過ぎです。
お風呂のページが2人とも気に入った様子で、ひめは読み聞かせ中も「もう1回!」とリクエスト。
そして4、5回戻って読んだのに終わってからも一人で何度も読んでいました。
気に入ると何度でも読みたがるひめ。
お気に召したなら何より。
私もこのお風呂のページが1番好きです。
皆さんもお気に入りのページを見つけてみては?
- 作者: 佐藤雅彦,ユーフラテス
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2017/05/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
きゅうりの自販機見てみたい「カッパもやっぱりキュウリでしょ?」
こんにちは。
今日は涼しい!と思ったら普通に夏日。もう25℃なんて夏ではないのでは、と思うくるみです。
連日の熱帯夜にエアコンをつけないわけにもいかず、体調崩しがちな昨今。
ちびと私でまんまと風邪を引いてしまいました。
子供が3人になって、何が辛いって体調を崩した時。
1人じゃ病児を一度に3人も診られない。まして自分も具合悪くなったら…
今年のお正月に家族全員インフルになった悪夢を思い出し、他のメンバーに感染しないことを祈ります。切に。
さてさて、きゅうりも風邪ひくんですかね?
今日はきゅうりが風邪ひいて倒れている、そんなお話。
食べてみたいな、きゅうりキャンディ
カッパが道端に倒れていた巨大なキュウリを見つけ、元気になったら食べようと看病したところ…
この絵本のユーモア、大好きです。
いったい、なんなんだ??と困惑するカッパと次のオチのページの韻を踏んだ感じ。
とても好きです。
きゅうりの自販機のメニューもステキ。
きゅうりの輪切りに高級きゅうり。きゅうりの漬物も美味しそう。
にーさんはきゅうりキャンディーに興味あるらしい。きゅうりの産地のお土産でありそうだね!
思わず笑っちゃう、おすすめの絵本です。
- 作者: シゲタサヤカ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
同じ本繰り返し読む派?「もこもこもこ」
こんにちは。
昼ご飯のメニューに頭が痛いくるみです。
子供は好きな本を何度も何度も読むってウワサ、ありませんか?
読み終わったそばから「また読んで」とせがまれる、みたいな。
ところが、にーさんには全くなく、2度目に読もうとすると「それもう知ってる」と興味ゼロの状態。
なんだ、ウワサは嘘だったのか、と思っていたところ…
ひめは何度も何度も読む派。
図書館でも「またこれ借りるの??」ということもしばしば。
この本も、もう何度読んだことでしょう。
ひめの好きな絵本です。
エンドレスの不思議な世界
全ては「もこ」から始まる。
誰が出てくるでもなく、文章もないのだけど、なんだろう、この楽しさ。
にーさんも「ふんわふんわふんわ」とふざけて踊りながら(?)楽しんでいました。
次はどうなるんだろ。
想像力を掻き立てられる絵本です。
自分のストーリーを作ってみるのも楽しそう。
- 作者: 谷川俊太郎,元永定正
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 1977/04/25
- メディア: 大型本
- 購入: 9人 クリック: 81回
- この商品を含むブログ (106件) を見る