濃厚なパリの香り「げんきなマドレーヌ」
こんにちは。
週間天気予報を見て唖然とするくるみです。
まさかの5日連続雨予報。
週末の運動会。どうなってしまうんだろう。
さて、突然ですが、私は子供の頃、松葉杖が羨ましかったです。
仰々しい見た目と、みんなが荷物を持ってくれたり、ちやほやしてくれる感じ。
特別、ということに憧れていた小さい頃。
(痛そうという想像力は持ち合わせていなかったんだろうな。)
大人になった今は特別より普通が何よりと思うことが多いです。
なんだかちょっとつまらないよね、大人って。
そんなことを思った今日の絵本は…。
パリから来た1冊
パリで12人の女の子が一緒に暮らしています。中でも1番小さく元気な女の子がマドレーヌ。
軍人さん、泥棒、寄宿舎にシスター…
背景にはエッフェル塔にセーヌ河、ノートルダム寺院。
パリの街並みが美しく描かれていて、うっとりします。
全てが異文化だけれど、「特別」に憧れる子供の気持ちは同じらしい。
最後の子供たちの気持ち、9歳にはわかったけど、5歳にはまだ難しかったみたい。
寄宿舎、盲腸、入院、手術。
なかなか普段に触れ合わない世界。
でも、パリの雰囲気はきっと味わえたでしょう。
日常と違う世界を感じるのも絵本の魅力です。
シリーズ読んでパリを旅した気分になりたい。
- 作者: ルドウィッヒ・ベーメルマンス,Ludwig Bemelmans,瀬田貞二
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1972/11/10
- メディア: 大型本
- 購入: 1人 クリック: 125回
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日本人で良かった!「あいうえおんせん」
こんにちは。
炎天下の運動会の疲れが1日たってもとれないくるみです。
日曜日はほんとに暑かった。
運動会に雨は困るけど、晴天も困る。
運動会は曇りに限る、と思ってしまう体力なしです。晴れた方が絵面はいいのだけれど。
今週末の小学校のはどうなるかなぁ。
まあなんだかんだいっても、季節は秋。
だんだん涼しくなってきた今日このごろ。
お風呂が恋しい季節です。
寒い日の熱いお風呂、ほんと最高ですよね。
日本人に産まれて、良かった。
だって日本に温泉は何個あると思ってるの?
35億♪
も、ないですが、65のお風呂を楽しめる温泉施設ならあります。
お好みの温泉はどちら
おやゆびひめのゆ、つるぎのゆ、しんかいおんせん、ぬーのぬるまゆ…
ファンタジーから冒険物、科学を駆使した未来系から野生味溢れる自然派も。
ユニークな温泉目白押し。のぼせる覚悟で挑みましょう。
生きては帰れなさそうな温泉もちらほら。
きっとお好みの温泉が見つかるはず。
にーさんとひめは毎ページどこかにある王冠を見つけるのが楽しかったようです。
ページごとに1番入りたい温泉をみんなで一斉に言ってみたりもしました。
とにかく楽しい1冊でした。
- 作者: 林木林,高畠那生
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 大型本
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ロングセラーには何かがある「いないいないばあ」
こんにちは。
運動会が明日になり、4時起きに備えて寝なきゃと思うと余計に眠れないくるみです。
遠足の前の子供の気分(泣)。
さてさて、ちびは今1歳3か月。
未だに「ママ」とも「パパ」とも言いません(汗)。
じゃあ静かかと言えばそうではない。
「あ!あ!」と指差してあれやれこれとれと主張は激しい。
そんなちびさん。1つだけ意味ある言葉を話します。
それは…
「ばあ」です。
いわゆる、顔を隠してする、あの定番のいないいないばあの「ばあ」に始まり、見えない所から見えたらいつでも「ばあ」と言ってくれます。
洗濯物を干して、2階から降りてきたら、1階で待っていたちびさんは、「ばあ」
自分でカーテンに隠れて、出てきて、「ばあ」
にーさんが学校から帰ってきて、ドアを開けたら、「ばあ」
親ばか心、くすぐりまくりの可愛さです。
今日はそんなちびさんのための、この絵本。
初めて!
言わずと知れたロングセラー。
なんだろう、赤ちゃんに向けた絵本なのに、絵が媚びてないシュールさ。
目ぱっちりの本気の、「ばあ」
読み聞かせの時間。
アマノジャクで、産まれてからずっとイヤイヤ期兼反抗期の小3男子も、本大好きが故に楽しみにしてくれてるこの時間。
しかーし。
ちびさんはいつもマイペース。
1冊読み切らず本を奪って脱走。
未だかつて1冊読み切れたことはなかったのです。
それが、初めて、ストーリーで笑った!
1冊読んでる間、聞いてた!
さすが、ロングセラー。
やはり愛される何かがあるのです。
ひめ曰く「きつねさん、かっこいい」
媚びない何かがきっと子供にも伝わってるんですね。
美術系は何もわからない(いやまあ文学も何もわかっちゃない)けど、きっとこの絵にも秘密があるに違いない!
初めての1冊に是非。
- 作者: 松谷みよ子,瀬川康男
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1967/04/15
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 132回
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叱るのは愛してるからだよ。「100回いったでしょ!」
こんにちは。
明日の幼稚園の運動会が延期になるかどうか、ヤキモキするくるみです。
今年は幼稚園の役員で、細々とした仕事に時間をとられて、日々疲れ気味です。
疲れるとつい、普段は許せる子供の言動にもイライラしてしまい、小言が増えるわけで…
何回言わせるの!?と言ってしまうことも。
実際のところ、何回くらい言ってるんでしょう。
ひめに「早くして」はもう5000回くらい言っているような(泣)
さて、今日の絵本はママにお小言をもらっているナマケモノの坊やのお話。
100回言われたことって何だっけ?
「100回いったでしょ!」とママに言われたキフキフは一生懸命思い出します。
あれかな?これかな?
ママから100回も言われたこととは…
生活の中で子供にたくさん要求してしまう私達ですが、もちろんそうしないと生活が回っていかないという大人の事情もある。だけど、根本は子供が1人で困らずに立派に生きていけるようになって欲しいがこそ。
そんな親の愛。子供に伝わっているのかな。
年齢が上がっていくとともに、叱ることばかりが目立ってきてしまう。
叱るばかりでなく、愛してることもきちんと伝えようと改めて思える絵本です。
途中のキフキフの可愛さが際立つ、トンチンカンな言葉を並べた言葉遊びのところの読み方が少し難しかったです。
誰か上手な人が読んでいるところを聴いてみたい。
ひめにも伝わったかな…
- 作者: ガブリエラ・ケセルマン,クラウディア・ラヌッチ,神戸万知
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 単行本
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まるを探してみよう「これはまる」
こんにちは。
今日は十五夜。くいしん坊ひめが、去年の十五夜におだんご食べたことを覚えていて甘え上手に「また食べたいな♪」と言うので、今年もおだんごを作ったくるみです。(といってもすごく簡単なミックス粉)
「十五夜は満月ってわけじゃないんだよ」とにーさん。
そうだったんだ!勉強になります。
満月は明後日なんだそうです。
それにしても、行事って幼稚園でたくさん習ってきますよね。
節分、ひなまつり、端午の節句、七夕、十五夜…
どれも10代20代は忘れていたものばかり。
それを親になって1つ1つ子供と過ごし、思い出す。また子供が成長したら忘れていく、たぶん。
そしてきっと、子供たちが巣立った後、季節が巡るごとに懐かしく思い出すんだろうな、としみじみ思った今日でした。
子供たちの記憶の中でも楽しい思い出として残るといいな。
さて、今日は最後におつきさまが出てくる赤ちゃん向け絵本。
身の回りのまるを探してみよう
未だに四角と三角を間違えてしまうひめですが、さすがにまるは間違えない。
赤ちゃんがなぜだか惹かれる図形です。
(アンパンマンだってまんまる!)
身の回りに丸いものどれだけあるでしょう。
ボタン、電気、ボール、コップ、信号、たくさんのまるに囲まれて暮らしてる私達がいるのはまるい地球。
身近な物で表現しているのも楽しい。
ひめは大好きな苺で作ったおひさまがお気に入り。
私はボタンで表した雪のページが好き。
まるを探したくなる絵本です。
- 作者: 中川ひろたか,tupera tupera
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2015/04/22
- メディア: 単行本
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だじゃれ満載「しろずもう」
こんにちは。
また今日もにーさんと口争いをしてしまい、もやもやするくるみです。
なかなか男子の心をつかめない。
理解できない領域が多すぎの小3男子です。
そんな彼にはだじゃれで打ち解けよう。
だじゃれの洪水
城と城が相撲をとる、というこの絵本。
もう設定からだいぶ破天荒。
白いお城のおしろうが黒いお城のおくろあにきに勝ちたくて強くなろうと修行出ました…
そこここにだじゃれが散りばめられ、とにかく楽しい絵本です。
武将にはまっているにーさんには城も掴みOK。
にーさん大好きな絵本でした。
「みあってみあってはっけよーい!しろずもう!!」
- 作者: 丸山誠司
- 出版社/メーカー: 佼成出版社
- 発売日: 2014/01/15
- メディア: 大型本
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その名も「ゴムあたまポンたろう」
こんにちは。
手足が冷えてきて、体温を上げるという今年の目標を思い出したくるみです。
喉元過ぎればってやつで夏の間忘れていました。
今年もあと3ヶ月…
さて、昨日は重たい内容だったので、今日はただただ楽しく軽快に飛び跳ねていきましょう。
その名もゴムあたまポンたろう
もう名前からしてすごいの出てきたぞという感じ。
頭がゴムでできていて、ぽーんと跳ねていく男の子のお話。
無表情なポンたろう君は少し気持ち悪いけど、なぜだか可愛い。
彼の悩みはとんでいけなくなること。
おばけ1家との遭遇、ハリネズミの群れに落下、果たして彼は跳び続けられるのか。
子供たちはハリネズミがところがお気に入り。
ひめ恒例の「もう1回戻って!」攻撃に応えつつ、ポンたろうの行方を追います。
私は最後のページが好きでした。
ゴムのきはポンたろうのふるさとなのかな。
皆さんも是非、きもかわいいポンたろうの旅を楽しんで。
- 作者: 長新太
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1998/03/25
- メディア: 単行本
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