3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

濃厚なパリの香り「げんきなマドレーヌ」

こんにちは。
週間天気予報を見て唖然とするくるみです。

まさかの5日連続雨予報。
週末の運動会。どうなってしまうんだろう。

さて、突然ですが、私は子供の頃、松葉杖が羨ましかったです。
仰々しい見た目と、みんなが荷物を持ってくれたり、ちやほやしてくれる感じ。

特別、ということに憧れていた小さい頃。
(痛そうという想像力は持ち合わせていなかったんだろうな。)

大人になった今は特別より普通が何よりと思うことが多いです。
なんだかちょっとつまらないよね、大人って。

そんなことを思った今日の絵本は…。

パリから来た1冊

パリで12人の女の子が一緒に暮らしています。中でも1番小さく元気な女の子がマドレーヌ。

軍人さん、泥棒、寄宿舎にシスター…
背景にはエッフェル塔にセーヌ河、ノートルダム寺院
パリの街並みが美しく描かれていて、うっとりします。

全てが異文化だけれど、「特別」に憧れる子供の気持ちは同じらしい。

最後の子供たちの気持ち、9歳にはわかったけど、5歳にはまだ難しかったみたい。

寄宿舎、盲腸、入院、手術。
なかなか普段に触れ合わない世界。
でも、パリの雰囲気はきっと味わえたでしょう。
日常と違う世界を感じるのも絵本の魅力です。

シリーズ読んでパリを旅した気分になりたい。

げんきなマドレーヌ (世界傑作絵本シリーズ)

げんきなマドレーヌ (世界傑作絵本シリーズ)