3つのたねに絵本の水を

3人の子供たち、にーさん(小3)ひめ(5歳)ちび(1歳)に読み聞かせた絵本を紹介しています

夢の中へいーっぽ!「わたしのおへやりょこう」

こんにちは。
家の片付けや年末の諸用で頭がいっぱいで、ブログがなかなか更新できず、上手く切り替えができる人間になりたいと日々思うくるみです。

今年ももうすぐクリスマスですね。
うちは昨日やっとクリスマスツリーを出しました。

ひめのサンタさんへのお願いはリカちゃんハウス。
ひめはお人形遊びが大好きなのです。

その好きさと言ったら、色鉛筆でもお人形遊びをするほど。
「きいろちゃん、早くおいでよ」
「みどりくん、待って待って。ピンクちゃんがまだ来てないのよ。」なんて。

面白いので家事をしながら聞き耳を立ててしまいます。

ひめの頭の中、覗いてみたら、こんな感じでしょうか。

想像力がパスポート。

女の子がお気に入りの帽子をかぶって、お部屋旅行に出かけます。
お菓子のお部屋や水のお部屋。
部屋を移動するごとに違うテーマの世界を楽しめます。

どこかに行かなくても、想像力さえあれば、旅行できてしまう。
そんな子供の想像力を具現化したようなページが続きます。カラフルに描かれたいろいろな物に心が明るくなります。

ひめいわく、「私の夢の中みたい!」
本当かわかりませんが、こんな夢を見ているようです。楽しそう!

子供ながらのルールがあり、帽子が想像力のスイッチの役目をしている所も素敵。
帽子を脱ぐ切り替えの速さに、子供ってこういうところあるよなぁと感心してしまいました。

思えば、私も小さい頃は切り替えが早かったような気がします。
今は考えることが多すぎるのでしょうか…
身軽になりたいです。

ごっこ遊び好きはきっとはまる絵本です。

わたしのおへやりょこう

わたしのおへやりょこう

大人にとっては深い、子供にとっては?「ぞうのさんすう」

こんにちは。
私の今年1年を表す漢字1字は「厄」だと思うくるみです。

今年は年明けから0歳児含めた家族全員がインフルエンザに感染し、中頃にはぎっくり腰になり、このままだとヘルニアによる坐骨神経痛で足が1本痺れたまま年を終えそうです…

厄年とはよく言ったもので、本当に体を壊しやすい年齢なんだと身をもって知りました。

1人目2人目と比べて明らかに産後の疲れをいつまでも引きずっているのも、言うまでもなく年のせいだと思います。

少なくとも子供が成人するまでは元気で生きていたいものです。

この先あと何年生きられるのだろう。
もう人生を折り返したのだろうか。

そんな風にぼんやりと考えました。

この絵本もそんなことに思いを馳せる1冊です。

大人にとっては哲学的な1冊。子供にとっては…

※とても良い絵本ですが、この先汚い単語が出てくるのでお食事中の方などご注意下さい!




ぞうは草を食べ、水を飲み、眠り、うんちをする。
ぞうは自分でうんちを数えます。
1年目は1日1個のうんちを。うんちは年を取るごとに1個ずつ増え、50個をピークに今度は1個ずつ減っていきます。
うんちが1つになって365日過ぎた時、ぞうは…

この絵本、初めて読んだ時、込み上げてくるものがありました。

初めて2個のうんちを出した時の、子供のぞうが回りながら喜ぶ様子。
純粋に体と向き合い、うんちをするだけで嬉しいと思う気持ち。赤ちゃんの成長を見守る親と同じでしょうか。

そして、どんどん成長していく生命力溢れる様子。
体はぐんぐん大きくなり、次の日も同じように大きくなることを信じて疑わなかったことでしょう。

しかし、だんだんとうんちが減っていくという、明らかに死を予感させる後半の切なさ。どうなるんだろうと見守る心許なさ。

そして、哲学的なラスト。
語彙力のなさを露呈してしまいますが、とても深いです。

さて、子供たちは何を感じとったのでしょう。

人もいつか死にゆくことに気付き、怖くなったでしょうか。
ぞうは結局どこに行ったのか、ともやもやしたでしょうか。

いいえ。

うんちドリルが爆発的売上げを伸ばすほどのうんちパワーをなめちゃいけません。

ひめ「うんちばっかりで汚くて面白い」

にーさん「うんちを山積み…臭そう」

うんちに注目し過ぎだ(笑)

思春期に読むとまた違った感想が得られそうです。

ぞうのさんすう

ぞうのさんすう

剥いてもらった記憶が蘇る「くだもの」

こんにちは。
お医者さんから椎間板は再生しないと言われて呆然としたくるみです。

ここのところ、子供たちは毎日のようにみかんを食べています。
冬になると、大分の伯母からみかんが送られてきて、大変ありがたいです。

皆さんは果物お好きですか?

果物大好きな母に育てられた私は、
「果物=美味しく栄養もあって健康的な最高のデザート」
というイメージを植え付けられていて、果物に対する評価が高いです。

みかんにりんご、ぶどう、桃、柿、キウイ、いちご、びわ、すいか、マンゴー…たくさんありますが、それぞれが個性豊かで味わい深い。

更に、わりと高価なのでそんなに大量には買えないことや旬があって1年中食べられないことが果物の価値を上げている気がします。

今日はそんな果物のお話。

懐かしい食体験を再び

この絵本、児童館などに置かれているのをよく見ます。
にーさんがまだ小さい頃に初めて読んだのですが、その時は、絵がなんだか古臭いなと思い、あまり好きではありませんでした。(失礼ですね…ごめんなさい)

けれど、その後も何度も出会い、読んでいるうちに、誰かに剥いてもらって食べていた幼い頃を思い出し、何とも懐かしい気持ちになってきました。

本当に剥いてもらっているような絵のリアリティと、「さあどうぞ」という呼びかけで、本当に親戚のお家かどこかでご馳走になってる気分になれます。

果物は、子供たちも大好きです。
聞いてみると、にーさんはパイン、ひめはぶどうが1番好きだとのこと。
数ある果物の中でパインか!と思いつつ、自分も考えてみたのですが、桃か梨かな…さくらんぼもいいな、と悩んでしまいます。

果物好きのお子さんと是非。

くだもの (幼児絵本シリーズ)

くだもの (幼児絵本シリーズ)

心温まる親子の絆の物語「しりたがりやのふくろうぼうや」

こんにちは。
家の片付けに夢中でブログの更新を怠っていたくるみです。

今更ながら世界で最も影響力のある100人にも選ばれたこんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」を読んで、片付けを始めました。

ご存知かもしれませんが、これは片付けのハウツー本です。この本の通りにすれば間違いなくスッキリした部屋と心と頭を手に入れることができるでしょう。

そうはいっても、部分部分疑っている私がいます。
説明書はとって置かなきゃ不安だから残しておきたいな、などと密かに思っています。

ダイエットや英会話、今までたくさんのハウツー本を読んできました。
読むと本当におっしゃる通り!と思うことは多いのですが、完遂できないのはなぜなのか。

1つには間違いなく意志の弱さがあります。
どうしてもしばらくすると楽な方に流れてしまう。

それから意志の弱さに通じるものですが、モチベーションを保てないこと。
これも大きな障壁です。
だんだんどうでも良くなってしまう。

そして最後に、本に書かれていることをどこかで疑っているからなんだと思います。
そのため、少し効果が出ないと、やっぱり違うやり方がいいのではないか、私にはあてはまらないのではないか、と思ってやめてしまったり、もしくは最初の時点で勝手に自分流のアレンジを加えてやって上手く行かなくなったりします。

考えてみると私は人の話を疑うことが多いように思います。
にーさんのあまのじゃくは私に似たのかな…

最近になってやっと、素直に疑わず1つのやり方を信じてやり通してみることこそが、成功への近道なのではないかと思うに至りました。

こんまりさんを信じて片付けだけでもやり遂げてみたいです。

さてさて、そろそろ絵本のお話を。
今日はふくろうの親子のお話です。

自立していく子供と母親の深い愛

ふくろうのぼうやはとても知りたがりやです。
外の世界に興味があり、お母さんふくろうに数々の質問をします。
無数の星、高い空、深い海…世界の広さを自分の目で知ることができたぼうや。
何を考え、何を感じたのでしょう。
ふくろうの親子のやり取りに心温まるお話です。

外の世界に興味を抱き、成長していく子供と、子供の成長を見守る母親の愛。
親子の絆の強さを感じるお話です。

思えば、私は母親の愛が深いということもどこかで疑っていた気がします。
(母はよくやってくれましたが)

自分が母親になってからそんなことに気付くのも実に勝手な話ですが、今、子供たちを心配し、守りたいと思い、幸せを願う気持ちを考えて初めて、母親の愛の大きさを感じます。

このぼうやのように素直に受け止めていれば、母も嬉しかっただろうなぁ、と今となっては思います。

なかなか素直になれない私ですが、私に似た息子もまた、「一晩中起きてたって夜行性だから当たり前でしょ」などと悪態をつきながら聞いていました。

そんなあまのじゃく親子の私たちでも最後は静かに本を閉じました。

最後の1文が心に沁みてきます。

かあさんは その とおりに して くれました。

引用して気付いたのですが、語句と語句の間の空白が多いですね。

おかげでゆっくり噛みしめるように読めます。
ゆったりと包み込む、優しいお母さんふくろうの愛が感じられるようです。

夜、眠る前の絵本にも是非。

しりたがりやの ふくろうぼうや (児童図書館・絵本の部屋)

しりたがりやの ふくろうぼうや (児童図書館・絵本の部屋)

当たり前のことを突き詰めて考えた誰かがいる「じゅうりょくってなぞだ」

こんにちは。
にーさんはサンタさんにニンテンドーのスイッチをお願いするらしい…サンタさん、4万もするものくれるのかな、と思うくるみです。

去年、欲張ってプレゼントを2個頼もうとするにーさんに、「サンタさんは1人2個はくれないんじゃないかな」と言っていたら、後日「友達は2個もらってた」と言われて、面くらいました。

スイッチもきっともらえる子がいるに違いありません(汗)

「妹のこといじめてたからじゃない?」といい子説で言いくるめるか。

ちなみに今までは「お母さんだってサンタさん見たことないし、サンタさんについては噂に聞くだけで、実際には何も知らない」というスタンスでやってきています。

変に作り込むと理屈っぽいにーさんには敵わないと思ったので…

実際にーさんは「鍵しめてるのに家に入れるわけがない」とか、「世界中の子供達に配るにはサンタは何万人もいるはずだ」とか昔からなんやかんやとサンタいない説を唱えてきます。

まあ小3にもなると友達との会話でもサンタさんの存在も危うくなってくる頃ですが、「サンタさんを信じないと言う子にはプレゼント来ないらしいよ」とねじ伏せている今日この頃です。

そんなリアリストのにーさんのためにまた科学よりの絵本を手にとってしまいました。

当たり前のことが本当に当たり前なのか

地球の中心へと引っ張る力、重力。
もし地球を貫通するトンネルを掘って飛び込んだとしたらどうなるか。
太陽系の惑星の重力の大きさの違いなど、重力について楽しく学べる絵本です。

「そんなの知ってる。重力があるのは当たり前だよ。」とにーさん。
でも、本当に当たり前なの?

地球が丸くてくるくる回っているのも、太陽の周りを回転してるのも、私たちにとっては当たり前。
でも、それはただ知識として与えられただけ。
昔の人にとっては当たり前ではなかった。

今では当たり前なこともなぜなんだろうと突き詰めて考えた誰かのおかげで当たり前になったのです。

私たちの周りにまだまだあるたくさんの謎。
なぜだろうと追究して考えられると新たな法則を見つけられるかもしれません。
科学の扉を開く1冊です。

けれど、5歳のひめには難しすぎました…

じゅうりょくって なぞだ! (福音館の科学シリーズ)

じゅうりょくって なぞだ! (福音館の科学シリーズ)

植物の命を感じよう「カボチャありがとう」

こんにちは。
幼稚園の発表会で浦島太郎の劇をするひめが、「今日ひなあられの練習もやったよ」と言うので、「??ひなあられ??きびだんごの間違いじゃ?…いや桃太郎じゃなかったな」などと思いを巡らせたくるみです。

ひなあられでなくてフィナーレと言うんだとちゃんと教えておきました。

皆さん食欲の秋、満喫してますか?
私は足が痛くてなかなか動かずあまり消費していないのに、摂取ばかりしていてヤバイ状態です。
寒くなるとどうしてこんなに食べ物が美味しいのでしょう。

今日は今の時期美味しいカボチャのお話です。

絵がシュール!

カボチャが歩いていると、生き物たちが食べさせて欲しいと寄ってきます。
カボチャに群がってきたたくさんの生き物たち。
快く食べさせてあげるカボチャ。
みんなが食べた後は…。

この絵本、とにかく絵がド迫力です。
2本足の生えたカボチャが何ともシュール。
虫や爬虫類の多さといい、絵の躍動感や野性味溢れる感じといい、とにかく迫力あります。

「カボチャ、脳みそまで食い尽くされた」
となんだかグロテスクな表現をするにいさん。

確かにそれまで足を生やし、しゃべっていたカボチャが、あっという間に食べられるところは衝撃的であり、グロテスクです。

けれど、その生々しさが命を連想させるため、食べるということが命をいただくことだと改めて感じることができます。
肉や魚ですら命を感じることの難しい現代で、植物の命を感じられます。

そして更にそこから新しい命に繋がっていく自然のサイクルに畏敬の念を抱きます。

絵も物語も、ひめはあまり好きではないかなぁ、と思っていたのですが、「カボチャ、食べられるのにみんなを乗せてあげたんだね。面白い」となぜか気に入ってました。

カボチャ、野菜、食べ物、いつもありがとう。感謝していただかなくては。

カボチャありがとう

カボチャありがとう

探し絵ワールドの扉を開こう「きんぎょがにげた」

こんにちは。
1歳児が妙に静かな時、それは、集中して遊んでる時でも、テレビを見ている時でもなく、いたずらをしている時だ、と思うくるみです。

私の子供の頃「ウォーリーを探せ」という絵本が流行りました。
似たようなボーダー模様に溢れた、目がチカチカするような細かい絵の中からウォーリーを探し出せた時の快感を今でも覚えています。

今も探し絵は人気のようで「アンパンマンをさがせ」や「ミッケ」や「大迷路」などなど、たくさんの絵本が出ています。
一時期、にーさんがはまってよく一緒に遊びました。
「大迷路」の隠された絵を探すのは大人でも楽しいです。

そんな探し絵ですが、私はわりと得意な方だと思います。
子供たちはというと、不思議とにーさんより幼いひめの方が上手だったりして、にーさんをイライラさせていました。

男の人は探し物が見つけられないなどと言いますが、男女差があるものなのかな。
それとも、単なる個人差でしょうか。

さて、今日の絵本は初めての探し絵にぴったり。

きんぎょ、見つけられるかな?

きんぎょがにげた。
逃げ出した1匹の金魚。
どこにいるかな?

カーテンの柄に。
植木鉢の花に。

隠れた金魚を探してみましょう。

ひめとにーさんには簡単。1秒くらいで見つかるレベルです。
早押しのごとく我先に見つけようと2人で競っていたら…
待って!ちびも指を差し出しました。

2人にはちょっと休憩していてもらい、ちびに見つけさせたら、ちゃんと金魚を指差すではないですか!
ちびには早いと思っていたけれど、分かるもんなんだと驚きました。

赤ちゃんにも是非。
きっと、探し絵ワールドの扉が開きます。

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)