3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

つい、からかいたくなっちゃう大人たち「いま、なんさい?」

こんにちは。

今シーズン、既にかき氷を5回も作っているくるみです。

真夏のような日が続いて落ち着き、今日関東も梅雨入りしたらしいです。 

 

さて。

子どもの勘違いや言い間違いがとても可愛くて大好きです。

 

けれど、ちびは笑われるのが大嫌い。

可愛くて笑おうものなら、「わ・ら・わ・な・い・で(怒)!!」とすぐに怒ります。

「バカにしてるんじゃないよ。可愛いからだよ」と言っても全く許してくれません。

 

そういえば、子ども達の通う幼稚園の発表会では開演前に、

「発表中、可愛くて笑ってしまう場面でもできるだけ笑わないで見てあげて下さい。子どもが、笑われた、と思って劇を続けられなくなることがあります。」

という注意があります。

確かに、ちびは運動会のお遊戯で掛け声の大きさを笑われて、踊りをやめたことがありました。

この注意はちびのような子を思ってのことだったんだな。

 

 

小さなことに本気で怒る姿が可愛くて、大人がわざとからかうこともよくありますよね。

にーさんが小さい頃、からかわれるのが嫌いで本気で怒ってしまったので(しかもご機嫌斜めになると直るまでがひたすら長い)、母などがからかい始めるとハラハラしたものです。

ひめは、からかわれても一緒に笑えるタイプで、その話を面白い話として人に話したりもします。

ちびは気分次第ですが、やりすぎたり、笑いながらからかうと怒り出します。

 

こんなことにも個性が出るものです。

 

 

今日の絵本のゆきちゃんも、5歳の誕生日に大人にからかわれてしまいます。

 

ついつい、からかいたくなっちゃう

今日はゆきちゃんの5さいのお誕生日。幼稚園で先生に「わたしはいま何歳でしょうか?」聞いてみることにしたゆきちゃんですが…。つぎつぎに変身するゆきちゃんも可愛く楽しい絵本です。

 

 

我が家のひめとちびも今月揃ってお誕生日を迎えます。

お誕生日は、みんなに「おめでとう!」と言ってもらえるとても嬉しい特別な日です。

私は大人になっても1日中なんだかそわそわしてしまいます。

 

ゆきちゃんも5歳になることが嬉しくて嬉しくて。

この喜びが、「私はいま何歳??」という質問に表れる、というのが子どもならではです。

4歳から5歳に!もう4歳ではないの!という気持ち。

お姉さんになった気分がするのでしょう。

 

大人になると、そこには触れないで欲しい…と思うのに(笑)

 

そんな嬉しそうなゆきちゃんを前に、先生たちはダジャレでからかいます。

たぶんニコニコゆきちゃんが可愛すぎて、ついついからかいたくなっちゃうんですよね。

「はくさい!」「ぼんさい!」「サイ!」

 

白菜と言われたら、ゆきちゃんは表紙のような白菜ゆきちゃんに変身。

髪の毛がちゃんとついてるのも可愛いです。

 

みんなにからかわれたゆきちゃん、いったいどうするでしょう?

 

にーさんみたいにプリプリ黙るかな?

ひめみたいに笑って調子に乗るかな?

ちびみたいに怒るかな?

 

ぜひ読んでみて下さい。

 

笑って許せるひめも「9歳=臭い」は言われたくないようで、にーさんに言われて本気で怒っていました。

じゃあ、「救済」ってことにする?

 

それにしても、「さい」が付く言葉って、たくさんありますね。

読み聞かせのあとも、「さい」の付く言葉探しで盛り上がりました。

 

お誕生日にもぜひ。ぜひ読んでください