かくれんぼで成長を感じる「うずらちゃんのかくれんぼ」
こんにちは。
気分が落ち込んできたら穂村弘さんのエッセイを読んで元気を出すくるみです。
さて。ひめは年中からピアノを習っていて、ピアノの音を聞いてどの音かを当てることができます。
自分には全くできないことなので、すごいなぁと思います。
ひめは親の私も引いてしまうほどの音痴なのですが、それとこれとは関係ないのですね。不思議です。
先日、鍵盤を見ないで適当に弾いた音を当てる、という練習をひめがしていたら、ひめが言う前に横からちびが「ミ〜」と。
「すごい!合ってる!」とひめは興奮しています。
まさか!?聞き分けらけられるのか!?と驚く私。
勝ち誇ったようなドヤ顔のちび。
「姉が習っていただけなんですけど、自然とわかるようになって…」と説明する天才キッズの図が脳裏にかすめました。
「すごい!すごいね!じゃあ!じゃあこれは?」
と興奮したひめが期待をしつつ、ファの音を弾きました。
私もひめも乗り出し気味にちびの回答を待っていたら、ちびは自信満々に、
「よ!」
……よ……かぁ。
そうだよね〜、まだドレミも言えないもんね〜。まぐれに決まってるよね〜。
と、みんなで笑いました、とさ。
今日の絵本は、そんなちびが大好きなかくれんぼの絵本です。
かくれんぼで成長を感じる
うずらちゃんがひよこちゃんとかくれんぼをします。「もういいかい」「もういいよ」うずらちゃんはどこにかくれたのかな?ひよこちゃんが探していると、ハプニングが起きて…「みーつけた!」探し絵遊びもできちゃう可愛い赤ちゃん絵本です。
「じゃんけんぽん」
「パーのかちだ〜」
とちびが言います。
ちびは最近じゃんけんの勝ち負けを覚え、じゃんけんにはまっているのです。
かくれんぼもいまだにちびが大好きな遊びです。
まだ小さい頃、自分で自分を目隠ししただけで隠れたつもりになっていたちび。
(これはまだ脳が未発達で、自分と他人と見えている物が違うということが理解できていないから、らしいです。)
少し前までも、ずっと隠れていることができず、途中で「ここだよ〜」と出てきてしまっていました。
けれど、いつの間にかしっかり隠れていられるようになり、体が小さいから隠れる場所にも困らずに上手に隠れられるので、なかなか見つけられません。
成長しているんだなぁ…。
ひよこちゃんたちのかくれんぼは体の模様を使って、擬態して隠れるので、探し絵の楽しさも味わえます。
ちびが、ぐるっと見回してすぐわかるくらいの見つけやすさなので、小さい子も楽しめます。
少しのハプニングと最後のちょっとしたドキドキも、小さい子ども受け間違いなしです。
そういえば、みんな何も聞かなかったけど、"うずら"なんて知っていたのかな…?
赤ちゃんにもぴったりの可愛い絵本です。