3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

小学生男子ウケ間違えなし!お食事中は読まないで!「うんちをしたのはだれよ」

3人育児はワンオペだと、1人でも体調を崩すと一気にキャパオーバーになることを痛感したくるみです。

ちびが風邪でダウンし、夜中何度も起きて睡眠時間が削られたままお弁当作りに宿題丸付け。ほんとにきつかった…

 

さて、にーさんの行っている小学校では、PTA主催で読み聞かせの会があります。

絵本を選んで、生徒の前で読み聞かせをします。

参加したいと思いつつ、下の子を連れて行かなければならないことに怯んでまだ参加できていませんが、いつか参加したら何を選ぼうかと妄想しています。

 

何でも素直に受け止め、まだまだ純粋な幼稚園児と比べて、カッコつけたり、茶化したり、だんだんませてくる小学生。

そんな子供たちに、喜んで聞いてもらえる絵本って何だろう…

 

複雑な感情もわかるようになったからこそ感動できる、友情や命の大切さを感じる本などもありそうですが、小学生男子ウケを狙うならこれ。

楽しんでもらえること、間違いなしです。

 

 もぐらくん、頭に乗せたままでいいの?

 

 ある日、もぐらくんにとんでもない事件が起きました。もぐらくんの頭の上にうんちが落ちてきたのです。怒ったもぐらくんは、犯人探捜しの聞き込みを始めます。ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ、ウシ、ブタ……犯人はいったい??

 

うんちを頭に乗せたまま犯人を捜すもぐらくん。

もうそれだけで子供たちの心を鷲掴みです。

そして、犯人と疑われた動物たちが、「ぼくならこうするよ」と犯人ではない証拠として披露するうんち。

うんちのオンパレードです。

 

ラストまで楽しいオチで、にーさんもひめも大満足の絵本でした。

 

うんちは動物にとって大切な生理現象です。

動物 それぞれで特徴があることも学べ、勉強にもなるかも?

 

男子の読み聞かせに悩んだら、迷わずこれを。 

うんち したのは だれよ!

うんち したのは だれよ!

 

 

絵がカワイイ!?「かようびのよる」

こんにちは。

ユニクロのセールでつい散財してしまうくるみです。

 

今は夜です。

専業主婦になってからというもの、夜に外に出ることがほとんどなくなりました。

働いていた頃は残業も多く、夜に1人で歩くことを何とも思わなかったのですが、最近は夜外に出るとドキドキします。

まるで子供に戻ったようです。

 

思えば、子供の私にとって、夜の時間は、昼とは全く別の顔を持った未知なる存在でした。

永遠とも思えるほど長く、暗く、静かで、怖がりだった私は夜中に目覚めると怖くて仕方ありませんでした。そのくせ、眠れなくなることもなくストンとまた眠りに落ちたのも子供だったからでしょう。

 

大きくなり、初めて徹夜した日のあっけない感じは忘れられません。

なんだ、夜も同じただの数時間なんだ、と。

 

それはさておき。今日はある夜のお話。

私がのうのうと子供と一緒に寝ている間に、何か起こっているかも?

不思議な一夜を抜群の描写で描いた絵本です。

 

惹き込まれる世界観

「かようび、よる8時ごろ…」夜食中の人、ソファでうたた寝してしまった人、カラスや犬などの生き物の周りで起きる不思議な現象に心奪われること間違い無しの1冊です。

 

表紙の絵といい、題名が出てくる前の3コマカエルの絵といい、始めから圧倒的な世界観に惹き込まれます。

文は時間を告げているだけ。

 

不思議な一夜の現象を芸術的なカメラワークとリアルな描写で表していて、まるで映画を見ている気分になります。

表紙の絵の時計台の角度も絶妙で、開く前から只者ではないぞという匂いがします。

 

想像力を掻き立てるラストも圧巻です。

 

カエルやカラスの表情は、正直少しグロテスクに感じたので、ひめにはどうかと思ったのですが、本人は「絵がカワイイ」と。

 

カワイイ??

それはないでしょ。と思っていたのですが、よくよく聞いてみると、きれい、素敵、リアル、迫力ある、などの褒め言葉のボキャブラリーが少ないひめには「カワイイ」が褒め言葉の総称のようです。

 

言語というものは習得していくことで細分化したものを表現できるのですね。

私も英語だったらナイスとかクールとかしか言えない…まあ日本語でも単調になりがちですが…

言葉の深さについても考えさせられました。

 

きっと一度読んだら忘れられない本になります。ぜひ。

かようびのよる

かようびのよる

 

 

口角上げていこう!「かおかおどんなかお」

こんにちは。

我が家に集合してゲームをしながら騒いでいた小4男子軍団に「うるさーい!」と一喝した1歳児(ちび)に笑ってしまったくるみです。

  

さて、私は常々不思議に思うことがあるのですが、それは、付いているパーツの種類は同じなのに、人の顔はどうしてこんなにみんな違って見えて、それを識別できるんだろう、ということです。

(だんだんと若い俳優さんの区別が怪しくなってはいますが(苦笑))

みなさんは不思議に思ったことはありませんか?

 

乳幼児も半年ほどすれば家族を識別できます。

 

人の脳は、三角に並ぶ3つの点を人の顔と認識するらしく、シミュラクラ現象というそうです。

心霊写真などがその例で3つの点さえあれば、人の顔に見えてしまうわけです。

 

本能で顔を認識する能力は高く備わっているということです。

 

さらに、人は笑ったり、怒ったり、悲しんだり、その表情を読み取り、真似することもできます。

 

目は口ほどに物を言うなどとも言いますが、表情を読み取ることが、他の人との繋がりある社会の中で生きていく人間にとって、重要であるコミュニケーションの質の確保につながっているのですね。

 

人間から見てほとんど同じに見える動物たちの顔も、その動物自身は家族などを視覚で識別できているのかなぁ。 

 

なんて、顔について考えるとたくさん浮かんできますが、今日は赤ちゃんも楽しい顔の絵本です。

 

できれば笑っていたいな 

顔には目が2つ。鼻は1つ。口も1つ。…楽しい顔、眠った顔、からい顔。ページいっぱいに描かれるシンプルな顔の絵に赤ちゃんも夢中になっちゃう絵本です。

 

たくさんの顔はそれぞれ輪郭や顔色も違い、めくるのが楽しい絵本です。

 

子どもたちはいつも私の表情にとても敏感です。

普段私が怒りすぎているせいか(汗)、特に怒った表情にはアンテナを立てていて、すぐに「おれ何かした?」「なんで怒ってるの?」と聞いてきます。

 

疲れている時の顔と怒っている顔が同じらしく、疲れている時も聞いてきます。

できればいつも口角上げて「いい顔」していたいなぁ。

 

大きい子には字を隠してどんな顔か想像してみても楽しいかも。 

かお かお どんなかお

かお かお どんなかお

 

 

ボタン、どうしてますか?「ぼたんちゃん」

こんにちは。

機嫌良く歌っているとちびに「ちがーう」と必ず阻止されてしまうくるみです。

 

今年のゴールデンウィークは、家中を見直してだいぶ断捨離できました。

衣服、思い出の品、本などはかなり大幅に処分し、今後溜めないような意識改革もできたのですが、まだなかなか捨てられないジャンルがあります。

それは手芸材料です。

 

可愛いと思うと、目的がなくてもつい買ってしまい、糸や布、ボタンやビーズなど、必要以上に溢れている状態ですが、いつかこれを使って何かを作ろう(この1文からもかなり漠然なことがわかりますね…断捨離の理論的には真っ先に処分すべきものなのかも)と思い、なかなか捨てられません。

 

思えば私の母も外れたボタンを集めて缶に入れていました。

その缶の色まで思い出した、どこか懐かしい、今日はボタンの絵本です。

 

洋服のボタン、どうしてますか?

みいちゃんのブラウスから取れてしまった赤いボタン。引出しにしまわれ、服から取れてしまった他のはみ出しっこのボタンたちの仲間入りします。それぞれのボタンの紹介によりすっかり仲良しになったボタンたちですが、また引出しが開き…

 

引出しの感じといい、誰もがなんとなく懐かしさを感じる絵本ではないでしょうか。

全体的に可愛く、ほのぼのとしていて、赤いボタンを向かい入れてあげようとするボタンたちの優しさに溢れています。

それぞれに個性のあるボタンはまるで人の集まりのようです。

 

少しだけドキドキする展開も優しい気持ちのまま読み終われます。

 

ちびはボタンが大好きなので、「ぼたーん」 と嬉しそうに聞いていました。

 

ミニマリストが流行る昨今ですが、予備のボタンや着なくなった洋服のボタンなど、ボタンをとっておく人はどれほどいるでしょう。

私は、狭い家で5人暮らしということもあり、ミニマリストに憧れ、合理的な考え方に惹き寄せられる一方で、母や祖母世代の何でもとっておいて、あまり物を買わずにあるもので工夫して物を循環させる生活にも憧れています。

両方のいいとこ取りした自分らしいスタイルができればいいなと試行錯誤中です。

 

そんなことを思ったボタンのお話ですが、とても穏やかな気持ちで読め、絵も可愛いのでみなさんも是非。

ぼたんちゃん

ぼたんちゃん

 

 

100冊目!理想に届かない自分に苦しんでいる人に「おやすみ、ぼく」

こんにちは。

くしゃみをすると「だいどーう?(大丈夫)」 と必ず聞いてくるちびが可愛過ぎる親バカ全開のくるみです。

 

去年7月から始めたこのブログですが、今日で100冊目の紹介になりました。

 

頻回更新とは言えませんが、無理なく何とか続けてこれました。

読んで下さっている方、本当にありがとうございます。

200冊の報告もできるようにこれからも続けていきたいのでよろしくお願いします。

 

さて、記念すべき100冊目は私の大好きな絵本を紹介します。

 

まだ2歳のにーさんのために、寝かしつけの絵本を探している時に出会った絵本です。

 

にーさんは本当に眠らない子で、寝かしつけは壮絶でした。

 

赤ちゃんの頃はともかく、2歳になってもなかなか寝てくれず、絵本を読んだり、寝かしつけに良いと言われている音楽を聞かせたり、泣かせてみたり、いっそ起こしておこうとしたものの、結局毎日抱っこでスクワットしていました。

長い時には1時間半も抱っこしていたのです。

 

もう重いのに抱っこでしか寝てくれない子。

寝ても簡単には下ろせない子。

ほんの少しの物音で起きてしまう子。

そのくせ眠い時はグズグズで全くご機嫌でいられない子。

 

私の寝かし方が悪いのか。昼間にもっと遊ばせておくべきなのか。

ほっといても寝てくれる子はいるのに。トントンだけで寝る子もいるというのに。

どうして…

 

そんな気持ちがグルグルと渦巻いていた頃に出会ったのです。

 

1日の終わりに自分を労ってあげよう

オランウータンの子の眠りに入る前のひとときを描いた物語です。自分の体の1つ1つにおやすみを言っていくオランウータンの子。少しずつ眠くなり…。寝かしつけにおすすめです。

 

 オラウータンの子が、自分自身の足に、お腹に、腕に語りかけ、1日の働きを讃え、感謝し、眠りの世界に入っていきます。

  

 育児中、自分や子供のできない部分だけを取り上げて責めてしまうことがよくあります。

いや、これは私の場合、育児中だけでなく、ずっとそうかもしれません。

自己肯定感が低いのかネガティブなのか、性格なのでしょう。

 

最近になって思うことは、この大きな要因は自分に対する理想が高すぎることだということです。

 

いつも穏やかでにこにこしている母親。

家事も育児もしっかりこなす母親。

子供に寄り添ってあげられる母親。

こうあるべき、こうありたい、という理想に届かない自分に落ち込んだり苛立ちを感じるわけです。

 

理想が高いのは良いことでもあります。

よいイメージを持って近づこうとするのは向上心につながります。

ただ、それが自分を苦しめるほどなら考え方を転換する必要があります。

 

とは言っても、高い理想を掲げることだって性格の一部なので、そう簡単には変えられないでしょう。

また私出来もしない理想を描いて…と負のループに陥ることになりかねません。

 

そこで、役に立つのがこの絵本。

 

当たり前のように思っている、身体があること。

洗濯物を干すのに階段を昇り降りした足。

子どもを抱きしめた腕。

野菜を切り、オムツを替え、髪を梳かした指。

イタズラやグズグズや可愛い姿を1日中見ていた目。

よく頑張った、ありがとう。もう今日はお休みしよう。

 

1日1回寝る前だけでいいのです。

昼間は高い理想にあくせくもがき試行錯誤していてもいいのです。

寝る前だけハードルを下げて、自分を労ってあげましょう。

1日1回リセットできれば全然違います。

 

この絵本のすごいところは、読んでいるだけで、それが自然とできてしまうことです。

同じく高い理想に苦しむことの多いにーさんの助けにもなったらいいなと思い枕元に置いてあります。

 

寝かしつけだけでなく、大人にもおすすめの絵本です。

おやすみ、ぼく

おやすみ、ぼく

 

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 自己肯定感なくてもいい「たいせつなこと」 - 3つのたねに絵本の水を

 

不思議な形を楽しもう「おおきい ちいさい」

こんにちは。

注意する口調が強すぎて、いつも笑顔のひめに「ママこわい」と泣かれてしまい、またまた反省のくるみです。

 

最近ちびさんは、ひめの口真似ばかりしています。オウム返しが大好きで、絶対に意味はわかっていないようなこともとりあえず真似します。

そうしているうちに、いつのまにか自分からたくさんの言葉を使えるようになっていて、人は繰り返すことで覚えていくのだということを改めて実感しています。

 

思えば、小さな子供は繰り返すことが好きですね。気に入った遊びを飽きずに何度でもやります。

同じことの繰り返しの絵本も赤ちゃん絵本の定番です。

今日は繰り返しで「大きい」「小さい」を理解できちゃう絵本です。

 

大小の不思議な形

生き物なのか物なのか、何だかわからないいろいろな不思議な形が、「おおきい」のと「ちいさい」のと対象的に描かれています。鮮やかな色も目をひく絵本です。

 

なんだかわからない形が大きなものと小さなものお揃いで登場します。

そっくりな2つを見比べることで「大きい」「小さい」の概念を理解できます。

 

にーさんとひめは「なにこれ?」と最初は怪訝そうな顔でしたが、慣れてくると「口がある!」「ヘリコプターみたい!」と不思議な形を楽しんでいました。

 

私も読み進めるうちになんだか、このわけのわからないものに妙に惹かれていきました。

 

また、ちびの反応を見ていたら、このよくわからない形というものは、大きさの違いに注目するのに適しているのかもしれないと思えてきました。

例えば、もし大きい犬と小さい犬だとしたら、子供は「ワンワン!」などと、犬というものに反応するだけかもしれないからです。

 

ちびは例のごとく、「おおきい」「ちいさい」とオウム返ししていました。

大きさの概念がわかっているのかは謎ですが、楽しんでいて何よりです。

 

赤ちゃんにおすすめです。  

おおきい ちいさい (0.1.2.えほん)

おおきい ちいさい (0.1.2.えほん)

 

 

お母さんの顔、見てますか?「おんぶはこりごり」

こんにちは。

今年はミニトマトの当たり年だと思うくるみです。どこで買っても甘くて美味しいです。 

 

今日は母の日ですね。

母の日は、自分の母に感謝する日です。

それはいいのですが、自分が母になったので、子供からすると私の日になってしまい、期待しちゃうような、そわそわする日でもあります。

何だか居心地が悪いので、実家にいってきます。

感謝を伝えて鰻をご馳走になります(笑)

 

母親に感謝、といえばやはり家事を担ってくれていることが1番なのかと思います。まだまだ家事は女性の仕事という認識が強い日本です。

 

正直本当に大変な仕事なんですよ、家事って。

なんといっても終わりがない。人が生きている以上やってもやっても終わらない。

おまけに大して達成感もない。何かが出来上がるわけでもなく、評価も報酬もない。(ご飯は出来上がるけどあっという間になくなってしまうしね。)

せめて感謝や理解、協力があったら…と思わずにはいられないのです。

決まった方法や目標がないことは利点にもなり得るかもしれませんが、私にとっては苦しめる1面でもあります。

 

うちは子供が3人いるせいもあって、朝から晩まで休む暇なく家事があります。

 

朝食とお弁当作りに食器片付け、洗濯、お風呂掃除、部屋の片付けと掃除、昼食作りに食器片付け、食材の買い物、トイレ掃除、洗濯物たたみ、夕食作りと食器片付け……

この間に子供のお世話が入って、最近はにーさんの宿題の丸付けもあり、寝かしつけた後も自分の時間がなかなかとれない状態です(涙)。

 

そんな愚痴もこぼれる母親業ですが、どんなに世間で話題になっても理解のないお父さんや子供たちもいるでしょう。

1日でも、お母さんや奥さんが朝から晩まで何をしているか、観察してみて下さい。手伝ったり、感謝したりしなくてもいい。とりあえず、見るだけ。どれほど小さなことに気遣い、どれほどの量のことをこなしていることか。

 

あまり鈍感だとこんなことになってしまうかもしれません。

 

お母さんの顔、見てますか?

お父さんと息子2人のお世話をするお母さん。3人がテレビを見ている間も黙々と働きます。しかし、ある日お母さんは「ぶたさんたちのお世話はもうこりごり」と出ていってしまい…

 

 家事をお母さんに任せて何もしない男3人のお世話に嫌気が差したお母さんが家を出ると、3人は本当にブタになってしまいます。

 自分たちで生活しようとするものの、だんだん汚れていき、その描写がシュールで少し恐く、どうなってしまうのか、ハラハラします。

 

読んでいる間、子供たちも目が離せず夢中でした。

このまま本当のブタになってしまうんじゃないか…そんな不安がよぎります。

 

 家事に協力しないとブタになっちゃうという脅迫めいた教訓ですが、パジャマを脱ぎっぱなしにするにーさんに少しは響くかな(笑)

 

私はお母さんの顔が出てこないことが印象的でした。

お母さんはただ家事をする人であり、一人の人として尊重していないというメッセージです。

 

これは、他の仕事でも言えます。

コンビニの店員さんに横柄な態度。宅配便の配達員さんに文句。

人として接していないことが多いのではないでしょうか。 

きちんと顔を見て、働く人に感謝をしようと思わせる絵本です。

 

ブタになる予兆を感じさせるブタの隠し絵探しも楽しい1冊です。ご家族で是非。

おんぶはこりごり

おんぶはこりごり