どっちに見える?「アヒルだってば!ウサギでしょ!」
こんにちは。
買い物に行ったら秋服ではなく冬服が売られていて、喜んで買ったものの、結局今着る服がないくるみです。
さて、皆さんは子供の頃何の教科が好きでしたか?
にーさんは、算数が好きで国語が好きではないらしい。
漢字の練習が嫌だから?と聞いたら、「答えが1つじゃないから」と。
なるほど。
確かにきちんと正解がないなんてスッキリしないし、白黒はっきりつけたいにーさんには気になってしまうかもしれない。
今日は、そんなちょっとすっきりしない体験をしてしまう絵本。
どっちに見える?
表紙の絵、アヒルに見えますか?それともウサギ?
ページをめくるごとにだんだんアヒルに見えてくるような、やっぱりウサギに見えてきたり…
にーさんは「アヒルに見える!アヒルでしょ、絶対」と。
ひめは「ウサギかなぁ。でもアヒルに見えた時もあったよ」と。
私自身はウサギに見えることの方が多かったです。
そして、やはり、にーさん。
「で、どっちなの?」と釈然としない様子。
確かににーさんの気持ちもわかる。
スッキリしないよね。
だけど。
白黒つかない問題が多い世の中。
いろいろな視点から考えることや、答えの出ない問題を考え続けることも大切だったりするのです。
答えを1つにしないことで生まれる豊かさもある。
そんな風に思ってもらえたらいいな。
家でも意見が割れた絵本。
皆さんもどちらに見えるか読んでみて下さい。
- 作者: エイミー・クローズ・ローゼンタール,トム・リヒテンヘルド,今江祥智
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2010/04/30
- メディア: 単行本
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