3つのたねに絵本の水を

日々思ったこと、子育てエピソードと共に、3人の子供たち(にーさん(中1)ひめ(小3)ちび(年中))に読み聞かせた絵本を1冊ずつ紹介しています。

ハロウィンにおすすめの絵本「アンジェリーナのハロウィーン」

こんにちは。

「わたしはみーかーん♪」という謎の節の付いた歌のようなものを口ずさみながら全然寝ないちびの横で、残っている家事も宿題の丸付けも全部忘れてこのまま寝ちゃおうかなと思い始めたくるみです。

 

今年もハロウィンの季節がやって来ました。

皆さんは仮装パーティなど楽しみな予定がありますか。

 

すっかり定着してますよね。

どこ行ってもオレンジ色。

 

世のママさん達は本当に偉いと思います。

子供を喜ばせようといろいろ計画していますよね。


私にとってのハロウィンは、まだ夏休み終わったばかりくらいの気持ちだし、運動会もあったし、年末にクリスマスも控えている。正直、イベント多すぎやしないか?的な感じです。

もうさ、3人揃えばいつだってうるさいし、イベントのような毎日。これ以上仕事を増やさないでくれ〜、と。

でもまあ、ここまで流行ると何かやってあげたいなとも思うわけです。

 

そんな面倒臭がりの私に、去年ありがたいお誘いがあり、近所のママさんとハロウィンイベントすることができました。

しかも計画はほとんどおまかせ(上手なおママさんがいるのでおんぶに抱っこです)。

そして、今年も同じメンバーで集まることになり、本当にありがたいです。

 

これで、ハロウィンを楽しみに絵本も読めます。

今日はハロウィンの絵本を1冊。

 

近くでじっくり読みましょう

きょうは、楽しいハロウィーンほたるの衣装で行列に参加したアンジェリーナとシーツをかぶってゆうれいを模した妹のポリー。ハロウィーンの行列に加わり、楽しい夜を過ごしていたら…細かい絵とドキドキのストーリーが魅力の絵本です。

 

ねずみのアンジェリーナが主人公の絵本です。

 

ゆっくりと読んだつもりではいたのですが、最後まで読んで、ひめがひとこと。

「え…どういうこと?」と。

 

私「アンジェリーナの妹がね」

ひめ「どれがアンジェリーナ?」

私「これだよ」

ひめ「妹は誰だっけ?」

私「ポリー?」

ひめ「ん?これが誰だっけ?」

私「アンジェリーナ」

ひめ「アン……ん?…」

私「アンジェリーナ」

ひめ「……」

 

まず、カタカナの名前がひめには難しいのです。

それから、ねずみの区別。

衣装で見分ければいいのですが、よくよく聞いてみると、最初からついてきてなかったようで、主人公もわからないまま。全く物語に入ってきていませんでした(汗)

 

結局、最初からに2人でゆっくり指差し確認しながら読み直しました。

壁紙や、チェストの木目、壁に吊るしたカレンダーの絵まで細かく描かれた絵で、隅々まで楽しめる絵本なのですが、それ故、3人以上での読み聞かせには向いていませんでした。離れて読むのには適していなかったようです。

反省です。

 

ちなみにそんな距離でも小4には理解できたみたいでした。

 

この絵本、途中のストーリーで、え!っと驚く部分があるのですが、それを楽しむためにもまずは物語についてきていないと。残念。

 

読み方次第ではせっかくの絵本の魅力が台無し。もっと読み手に寄り添わなければいけないなぁと思った1冊でした。

 

ゆっくりじっくり読むと細かく描かれた絵がきっと好きになります。

アンジェリーナのハロウィーン (講談社の翻訳絵本)

アンジェリーナのハロウィーン (講談社の翻訳絵本)