絵の可能性は計り知れない「なにをかこうかな」
こんにちは。
子供の耳かきをするのが大好きなくるみです。
人の耳かき、楽しくないですか??
さて。今日、初めてちびがなんとなく絵のような物を描きました。
クレヨンが大好きなちびは、今までもガンガン描いてはいたのですが(紙でないものにも
!(怒))、描き殴るというのがぴったりの表現だと思える描きっぷりで、とにかく力で強く塗りつぶしていました。
それが今日、楕円の1ヶ所がとんがったような、大きな雫のような、おばけのような線を熱心に描いています。
何か描こうとしているのかも??
期待して見つめる私。
出来上がった絵を眺めて本人は満足しています。
さらに、ひめが褒めるものだからとても得意気なちび。
「すごいね!なにを書いたの??」と聞いてみると、
「おバカさん」
と、まさかの回答が得られました。
初めて描いた絵=「おバカさん」
か……
イヤイヤ期で言うことを聞かないちびに、「もぉ、だから言ったのにぃ!おバカさん」などと言ってしまっている私のせいですね。反省。
子育ては時に残酷。子供は自分の鏡です…
ちなみに、「おバカさん」とは、クリストファーロビンがくまのプーさんに愛情を込めて言っていたのが可愛くて、ついついそのイメージで使っちゃっている言葉です。(あれはほんとに可愛いんです!)
そんなちびの話はさておき。
今日の絵本は、絵を描いているうさぎさんのお話。せっかくの絵が…だんだん大変なことになっちゃう面白可愛い絵本です。
見たことのない架空の動物が出現
うさぎのビリーが絵を描いていると、動物たちが次々にやってきて、勝手に描き足してしまいます。みんながそれぞれ好きなように書き足した結果とんでもない絵に…。絵を描くことの楽しさを感じられる1冊です。
うさぎのビリーが絵を描いていると、こいぬややまあらし、ぞうなどが次々にやってきて自分の身体の一部を描き足していってしまいます。
ヤマアラシのトゲが描かれた時点で、もはやビリーの描いた絵の面影などなくなっています。
ひめは、「ああ!絵が…」と最初の2匹まではビリーを思いやっていましたが、そこからはどんどんへんてこになる絵が面白く、「何描き足す?」とワクワク気分で眺めていました。
出来上がった絵の不思議な動物に、絵が苦手なにーさんも苦笑い。
改めて描き直した最後のビリーの嬉しそうな顔がこれでもかというくらいのハッピーエンドです。
紙の上の変な動物、それはそれでとても魅力的でした。
実在しないものも描けちゃう絵の懐深さについて感心している私は置いといても、とっても可愛く子供たちに喜ばれる絵本だと思います。
変な動物を見てやって下さい。