親子の触れ合いの温かさを感じられる絵本 「どうぶつのおやこ」
こんにちは。
乱暴者のちび。上の2人にパンチをして困ります。パンチをしながら叫ぶ「だーちーぶー!」がどうやら「アンパンチ」のことだとわかり、愛と勇気のアンパンマンにも悪影響を及ぼす例があることを知ったくるみです。
先月、幼稚園の遠足があり、ひめは多摩動物公園に行ってきました。
本物のクマやゾウなどを見てとても楽しかったようです。
「レッサーパンダが可愛かった!」「オウムが喋ったよ!」「テテナガザルが面白いポーズしてた!」興奮して話すひめ。
テテナガザル…?
「て」多くない?
と思っていたら、シロテテナガザルという猿だったようです。
楽しかったんだなぁ、と思っていたけれど、それもそのはず、もう随分と動物園に連れて行ってあげていませんでした。
最後に行ったのは幼稚園に入る前。
たぶん記憶にないですよね…
ということは…ちびは一度も行ったことがないということですね。
1人目は物心つく前からあっちこっち連れて行ってあげたのにね。3人目、ドンマイ。
そんなちびには、絵本で行った気分になってもらいましょう (笑)
種に関わりなく共通する親子の触れ合いの温かさ
イヌ、サル、クマ、キリン…それぞれの動物が親子で戯れている様子が描かれています。背景はなく、説明もない絵だけの絵本です。絵とは思えないほどの毛並みや表情に心奪われます。
1966年に発行された絵本です。
長い間読み継がれてきたのですね。
繊細なタッチでリアルに動物が描かれていて、背景がないことで、より動物だけを集中して眺められます。
べったりと抱きついているニホンザルの子、立っているクマの子、やっぱり首が長いキリンの子に、鼻を絡ませるゾウの子。
どの動物も動きを捕えた瞬間の絵で、見ていて飽きることがありません。
毛の1本1本描かれていて、とてもリアルなのですが、写真とは違った温かみがあります。
この温かみ、手描きのせいだけでなく、やはり親子ということからも感じるのだと思います。
甘える子に守る親。
子供の無邪気さと親のどっしりと頼もしい感じ。
どの動物のページからも伝わってきます。
ちびは「ワンワン!」「ぞうさん!」と知ってる動物を大声で連呼していました。
近いうちに本物も見せてあげたいな。